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「子どもの幸せの鍵は、親が幸せになること」保育士・てぃ先生の思いの源

まちポ

「子どもの幸せの鍵は、親が幸せになること」保育士・てぃ先生の思いの源(C)まちポ 子育ては、頑張っていても悩みが尽きないもの。正解のない子育ての中で、どのような気持ちで日々を過ごせばよいのでしょうか? 今回お話を伺ったのは、 大人気の保育士・てぃ先生。

てぃ先生が子どもと関わる中で大事にしていることや、子育てのコツなどを教えてもらいました。

正論になりがちな育児法に具体策を

――Twitterで49万人ものフォロワーを持つ保育士、てぃ先生。ほっこり癒される園児とのエピソードや実践しやすい子育てアドバイスなど、ポジティブなツイートが多くの人々に支持されています。Twitterでの発信を始められた、その理由は?

5〜6年前までは普通に保育士をしていたんです。働く中で、やりがいや楽しさを実感する一方、「仕事が大変、賃金が低い」というネガティブなイメージが世の中にあることを感じました。 誰かが、保育士が持っている育児の高い技術や、現場が感じているやりがいを発信しなければ、誤解を生んでしまう。それならば自分が伝えていこう、と。Twitterでの発信を許可してくれる保育所を見つけるために、何十件も探し回りました。

同時に、世の中にある育児のアドバイスは“正論”になりがちなことに違和感を覚えていました。親御さんが困ったときに必要なのは、正論ではなく具体策。 例えばベビーカーに乗って泣いているお子さんがいたとして、それに対して有無を言わさず「親が抱っこするべき」というのは違うと思うんです。こうした方がいいという理想はわかっているのに、それができないから親御さんたちは苦しくなる。そもそも家庭環境や状況によっても違います。正論を伝えるのではなく、自分が保育士として経験したエピソードや育児のコツを発信することで、世のお父さんお母さんの力になりたいという気持ちがありました。


親は「完璧」でいなくていい

――子育てをする上で「大切なこと」は何でしょうか?

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理想を言えば、待つこと。 保育も育児も「待つ」がすべての神髄だと思います。「ごはんが出来たら、おもちゃを片付ける」「自分で靴を履く」。そういったことも、経験を積ませることで、自分でできるようになる。その前に、大人が手を貸してしまう場面が多いんです。 子ども同士で揉めたとき、大人が「ごめんね」を言わせることがありますが、そもそも子ども自身が「悪いことをした」と思わなければ「ごめんね」は出てこない。行動もそうだし、思考の成長も待ってあげることはとても大切ですね。 とはいえ、それもなかなか難しいですよね。例えば、上手な保育士さんは「促す」環境づくりが上手です。「今日はおままごとをしましょう」と言わなくても、朝子どもたちが来る前に少しおままごとの用意を出しておく。すると、楽し気な雰囲気から子どもたちは真っ先におままごとで遊ぶんです。

――育児をしていると、イライラしたり自信をなくしたり、ネガティブな感情を抱くことも。そんな時、どのように対処すればいいでしょうか?

お父さんお母さんはイライラするものだし、時には見せてもいいんですよ。親だからといって気を張らずに、自然体でいて大丈夫なんです。 ネガティブな感情の根元には、「親だから、完璧であろう」という姿勢が見られることが多いんです。完璧な親でいようと思っているから、子どもにも完璧を求めてしまう。完璧な人間がいないように、完璧な親も子どももいない。ダメな部分があることを受け入れて、子どもにも過度な期待を寄せない。それでいいんです。


――てぃ先生は子どもが言うことを聞かないとき、どう対応していますか?

なぜそうしているのか、行動の裏にある背景を考えます。走り回っちゃいけないところで走り回っている子どもに「やめなさい」と言っても意味がないのは、根本的な解決になってないから。雨の日で体を動かしきれてないことが原因であれば、走り回らなくてもできる運動をさせてみたり。 問題の根本を考えることで、合理的な解決策を見つけられると思います。


子育ての中で、自分自身の幸せを考えて

――最後に、毎日頑張っている親御さんたちにメッセージをお願いします。

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