
滝藤賢一が、12月10日放送の『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で、ボンビー時代を語った。
名古屋で生まれた滝藤は、高校生になり、北野武監督とタランティーノ監督の作品を見て映画監督を夢見る。卒業後に上京し、塚本晋也監督がスタッフを募集していたので受けに行くと、スタッフではなくキャストとして合格してしまった。演技経験がまったくなかった滝藤は「目が泳いじゃっていたのが面白かったのかな」と回想する。
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さらに受講料が無料という理由で、演技を学ぶために仲代達矢主宰の無名塾を受けると、倍率200倍にもかかわらず合格。
電車代750円を節約するため自転車で50分かけて通い、掃除や10kmのランニングを経て、稽古は23時まで行われた。過酷だったが、滝藤は「芝居のことだけを考えられる場所だった」と感謝を語っていた。