バカリズムだけじゃない! 芸人は脚本家に向いている?

バカリズムだけじゃない! 芸人は脚本家に向いている?
2016年に放送されたドラマ『黒い十人の女』(日本テレビ系)の脚本を担当し、話題となった芸人のバカリズム。今期ドラマ『架空OL日記』(日本テレビ系)では、脚本だけでなく原作、主演も務め、マルチな才能を発揮している。

実は、バカリズムのほかにも、ドラマや映画の脚本を手掛けた芸人がいることをご存じだろうか?

朝ドラ『とと姉ちゃん』の脚本を担当したのは元芸人だった

高畑充希主演でヒットしたNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の脚本を手掛けたのは、売れっ子脚本家の西田征史。実は西田は元芸人で、「ガラパゴス」や「ピテカンバブー」というお笑いコンビを組み、演劇風コントを得意としていた。

しかし、お笑いコンビは間もなく解散。そこで、もともと好きだった舞台の脚本や演出を手掛けるようになった。あるとき、芸人時代の友人であるお笑いコンビ「ラーメンズ」の演劇作品に参加しているときに、あるプロデューサーと出会ったことがきっかけで、2008年に映画『ガチ☆ボーイ』の脚本に抜擢。その後、嵐・大野智主演で大ヒットしたドラマ『怪物くん』(日本テレビ系)、小栗旬や向井理、山田孝之など豪華キャストが話題となり連続ドラマから映画化もされた『信長協奏曲』など話題作を次々と手掛けるようになっていく。西田執筆のオリジナル小説を映画化した『小野寺の弟・小野寺の姉』では、監督・脚本も担当し、第39回報知映画賞新人賞を受賞している。

脚本家とラジオパーソナリティーの二足のわらじ!?

昨年7月に芸人を引退したお笑い芸人のマンボウやしろこと家城啓之も、40歳になることを機に、「ゼロから勉強をして脚本家になりたい」と表舞台から去り、脚本家として本格的に活動を始めている。もともと演出家の宮本亜門に憧れていたという家城は、芸人時代からよしもと主催の舞台で演出や脚本を手掛けていた。今年4月に脚本家として初めて本格的に手がけた舞台『THE YASHIRO CONTE SHOW「魔王コント」』が東京・本多劇場にて上演され、好評だった様子。今後はラジオパーソナリティーと脚本家を兼任していくとのことだが、どんな世界観を見せてくれるのか楽しみだ。


バカリズムのようにお笑い芸人として活動しながら脚本を手掛ける人もいれば、芸人を引退し、脚本家の道へ進む人もいる。お笑い芸人と脚本はまったく異業種のようにも見えるが、芸人は普段から自身のコントやライブの台本を書いているから、ストーリー作りはお手の物…なのかもしれない。今後、ドラマや映画を見るときには、ぜひ脚本家の手腕にも注目してみてはいかがだろうか。

(文/河村綾香)

(更新日:2017年5月19日)

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