
11月26日夜、首相公邸にイチロー氏(46)が姿を見せた。安倍晋三首相(65)との、2時間ほどの会食だったが、官邸詰めの記者たちの間に、一斉にざわめきが広がった。
「じつはその場で、安倍首相が『国民栄誉賞を受けてもらえないか』と打診したというのです」(官邸担当記者)
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本誌が報じた「偽造招待状問題」や、反社会的勢力の参加、ホテルニューオータニでの “前夜祭” の費用負担――。雨後の筍のように、「桜を見る会」をめぐる疑惑が噴出し、絶体絶命の状況に追い込まれつつある安倍政権。
そんななかでの国民栄誉賞の打診になったが、そう簡単に事は運ばなかった。