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期待大の助っ人たち!MLBの実力者は日本で輝けるか エスコバー、パーラ、ボーアの特性とは

ベースボールチャンネル

期待大の助っ人たち!MLBの実力者は日本で輝けるか エスコバー、パーラ、ボーアの特性とは

今季も続々!セ3球団にそれぞれ加入

 今オフも日本プロ野球はメジャーリーグ(MLB)で実績を残した選手を獲得している。中でも、“有名どころ”でいえば東京ヤクルトスワローズのアルシデス・エスコバー内野手、読売ジャイアンツのヘラルド・パーラ外野手、阪神タイガースのジャスティン・ボーア内野手の3人。各選手とも個性あるプレースタイルが魅力だが、メジャーで残してきた成績からどのような選手なのかを改めて見てみよう。

「打ってこそ」積極攻撃と走力生かし塁上を賑わせる

 まず、ヤクルトのエスコバーは「身体の強さ」と「積極性」が持ち味。メジャー11年の経験を誇り、通算1437試合で打率.258、1367安打、41本塁打、442打点、174盗塁の成績をマークした。
 
 ミルウォーキー・ブリュワーズ時代の2010年に正遊撃手となり145試合に出場すると、翌年カンザスシティ・ロイヤルズに移籍しても2018年まで毎年140試合以上に出場。2014年、2016年~2017年には全162試合に出場し、成績だけでなく故障の少なさでも重宝される選手であることを証明した。
 
 打撃では本塁打こそ少ないものの、224二塁打、54三塁打をマークするなど出塁した際には走力を生かして塁上をにぎわせ、相手にプレッシャーを掛け非常にしぶとい。
 
 また、初球の打率が.324と高く、カウント別では最も多い198安打、9本塁打をマークしている。この積極性もあって四球数が少ない分、出塁率は低くなってしまうが、あくまで「打って出塁、打って得点を生み出す」という攻撃的な姿勢を持っている。
 
 守備では2015年にゴールドグラブ賞を獲得。遊撃として通算1386試合に出場し、失策は140個で守備率は.976をマークした。しかし、DRS(各ポジションのリーグ平均と比べて、守備でどれだけ失点を防いだかを示す指標)は-9と実は守備での貢献は大きくない。それでも、「これぞメジャー」というダイナミックなプレーで試合を流れを変えることも期待される。

初球の打率は4割に迫る!6番での起用が最適?

 巨人のパーラは、キャリアでアリゾナ・ダイヤモンドバックス、ブリュワーズ、ボルティモア・オリオールズ、コロラド・ロッキーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ワシントン・ナショナルズと6球団を渡り歩いた。
 
 複数球団に所属したシーズンも含めて毎年計100試合以上に出場したことで、どのチームでも適応できる柔軟な選手であることが言える。そして通算成績も打率.276、1312安打、88本塁打、522打点、96盗塁と確かな実績を持つ。
 
 パーラもエスコバーと同様に初球に強い。その打率はエスコバーの.324を上回る.391と4割に迫り、276安打、140打点はカウント別の成績では最多の数字だ。得点圏のチャンスにも特別弱くはなく、通算.275、17本塁打、415打点をマークしている。
 
 上位打線は亀井善行外野手や坂本勇人内野手を多く起用した巨人だが、パーラが優れた成績を残した打順も1番と6番。1番で通算210試合で打率.281、20本塁打、77打点をマークし、6番では通算228試合で打率.302、18本塁打、113打点をマークした。
 
 ちなみに、中軸で起用されることが50試合以下と少なくどのような働きをするかは未知だが、3番と4番で計77試合に出場した際には本塁打は4本のみ(全て4番での出場時)となっている。

圧倒的な右投手キラー。巨体に似合わず?守備力にも期待

 阪神のボーアは、今季ロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手と同僚だったが、その大谷とアルバート・プホルス内野手といった強打者2人と指名打者(DH)、一塁の出場機会を分け合ったため、52試合の出場にとどまった。
 
 それでも、メジャーデビューの2014年から2018年途中まで過ごしたマイアミ・マーリンズでは主砲として83本塁打をマーク。2015年(23本)、2017年(25本)、途中でフィラデルフィア・フィリーズに移籍した2018年(20本)と20本塁打以上のシーズンを3度経験した。
 
 三振数の多さから粗さが目立つが、意外にも出塁率は低くない。2014年から5年連続.320以上で、108試合に出場した2017年にはシーズン98三振を喫しながらキャリア最多の109安打、25本塁打、そして47四球を選んで出塁率はキャリア最高の.366、長打率.536でOPSを.902としている。
 
 左打者のボーアは、セオリーの通りに右投手が得意で左投手が苦手。右投手に対して通算打率.260、84本塁打、253打点をマークしているのに対し、左投手に対しては打率.217、8本塁打、47打点と極端な差が生まれている。
 
 代打としての成績は通算100打席で打率.244、5本塁打、22打点と持ち前の長打力を発揮しずらく、先発としての起用が適している。キャリアの大部分をナショナル・リーグで過ごしていたこともあって、身長193センチ、体重122キロの巨体でありながら一塁守備は問題ない。それどころか、一塁手として460試合に出場して失策はわずかに15個(守備率.996)しかないため、守備力の高さにも期待していいだろう。
 
 バリバリのメジャーリーガーが日本球界でプレーすることが多くなった近年。来季も彼らが実力通りの成績を残しチームに貢献することができるか、球団、ファンと多くの人々が期待している。

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