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今どき夫婦は“男子厨房に入る”が円満の秘訣! フルタイム共働きの『遅く帰った日の晩ごはん』

ダ・ヴィンチNEWS

『遅く帰った日の晩ごはん 夜食以上、夕食未満。野菜多めで罪悪感なし』(ぐっち夫婦 Tatsuya & SHINO/KADOKAWA)

 フルタイム共働きの夫婦間では、家事の分担は大問題。誰が買い物をして、誰が夕飯を作るのか? 毎日のことだけに、悩んでいる人たちは多い。

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 そんな“夕飯問題”に、こういう乗り切り方もありかも!? と注目を集めているのが、『遅く帰った日の晩ごはん 夜食以上、夕食未満。野菜多めで罪悪感なし』(ぐっち夫婦 Tatsuya & SHINO/KADOKAWA)だ。

 インスタグラムで大人気の夫婦料理家・ぐっち夫婦は、毎日の料理を「一緒に作る」スタイルで忙しい日々を乗り切っている。同じ料理を一緒に作ることもあれば、お互い1品ずつ好きな料理を作ることも。

 2人とも平日は会社員として働いているので、お互い会社をスムーズに出られる日は、大体20時半に地元のスーパーで待ち合わせ。急いで買い物を済ませ、20分(!)で調理、夕食を食べ始めるのは、21時を過ぎることがほとんどだという。

 自然と食事の時間帯を考え、野菜多めで、主菜になるおかずが中心だ。

 日々必要に迫られて、工夫しているからこそ浮かんだ、簡単でアレンジが利くレシピは、まさに忙しいフルタイム共働き夫婦にとって参考になるものばかり。

忙しくて余裕がない日はとりあえず、肉を焼く?

 たとえば、PART1「平日のバタバタごはん」では、のっけから「忙しくて余裕がない日はとりあえず、肉を焼こう」とストレートな金言が!

「シンプルに焼くだけで十分おいしいし、焼いている間に副菜や汁ものを作れるから、余裕がない日の主菜は、肉を焼くに限ります」(Tatsuya)。

 そして、肉を焼いている夫の隣でSHINOさんが彩りと食感が楽しめるサラダなどの副菜を担当、といった具合。

 そのほかにもPART2「平日ラクするお助けアイデア」、PART3「5分でできる! 超特急副菜」など、ヘルシーなのにおなかも目も満たされる“ごちそう感”あるレシピが満載。

自分だったら、どう作る? 夫婦対決もおもしろい

 また、時間にも気持ちにも余裕のある週末メニューも、PART4「今度の週末 なに作ろう?」で紹介。少し時間をかけるものもあるが、難易度は高くないので、試してみたくなってくる。

 中でもおもしろいのは、本書でトライしたという“夫婦対決”。

「どちらかが作ったごはんを、自分なら、こんな感じにするかな…と頭をよぎるときはあります」(SHINO & Tatsuya)

 という、料理好き夫婦ならではの“あるある”も紹介されていて興味深い。

【SHINOが作る たっぷり野菜のあんかけ焼きそば】

〈材料(2人分)〉
中華麺 …… 2玉
豚バラ薄切り肉 …… 200g
小松菜 …… 1わ
にんじん …… 1/3本
しいたけ …… 2個
しょうが …… ひとかけ
にんにく …… 1片
酒 …… 大さじ1
塩・こしょう …… 各少々
ごま油 …… 大さじ2
花椒粉(あれば)…… 適量
水溶き片栗粉 …… 片栗粉小さじ1+水大さじ1
和からし・酢(好みで)…… 各適量
A
 鶏がらスープの素 …… 大さじ1
 水 …… 200ml
 しょうゆ・オイスターソース・紹興酒(または酒)…… 各大さじ1

〈作り方〉

1 豚肉は酒、塩・こしょうで下味をつける。小松菜は3~4cm長さのざく切りに、にんじんは短冊切りに、しいたけは薄切りにする。しょうがはせん切りに、にんにくはつぶす。中華麺は袋に穴を開け、600Wの電子レンジで1~2分加熱する。

2 フライパンにごま油大さじ1を熱し、麺をほぐし入れる。じっくりと火を通し、途中ほぐしながら麺をよく焼きつけ、あれば花椒粉をふり、皿に盛る。

3 2のフライパンをさっとふき、ごま油大さじ1、しょうが、にんにくを入れ、香りが立ったら豚肉を炒める。豚肉の色が変わったら、小松菜の葉以外の野菜を入れて炒め、最後に小松菜の葉をさっと炒め合わせる。

4 Aを加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を混ぜながら加えて、とろみをつける。2の麺の上に具を盛り、あんをかける。好みでからしと酢を添える。

【Tatsuyaが作る 牛肉オイスターソース焼きそば】

〈材料(2人分)〉
中華麺 …… 2玉
牛こま切れ肉 …… 150g
玉ねぎ …… 1/2個
キャベツ …… 1/4個
もやし …… 1/2袋
長ねぎ …… 1/8本
しょうが …… ひとかけ
塩・こしょう …… 各少々
ごま油 …… 大さじ1
削りかつお・青のり・紅しょうが …… 各適量
A
 酒 …… 大さじ2
 しょうゆ・ウスターソース・オイスターソース …… 各大さじ1

〈作り方〉

1 牛肉は塩・こしょうで下味をつける。Aは合わせておく。玉ねぎは薄切りに、キャベツはざく切りに、長ねぎは斜め薄切りに、しょうがはせん切りにする。

2 フライパンにごま油を熱し、しょうがを炒めて香りを出し、牛肉、玉ねぎ、キャベツ、もやし、長ねぎの順に炒め合わせ、一度取り出す。

3 中華麺は袋に穴を開け、600Wの電子レンジで1~2分加熱する。フライパンに麺を入れてほぐし、じっくり炒めて焼き色をつける。

4 2を戻し入れ、Aを加え、ざっと炒め合わせ、塩・こしょうで味をととのえる。器に盛り、削りかつお、青のりをかけ、紅しょうがを添える。

“男子厨房に入る”が夫婦円満の秘訣!

 また、レシピの合間にさりげなく語られているフルタイム共働き夫婦ならではの日々の乗り切り方、食への姿勢にも「そうだよな~」と共感できたり、「あ、そうすればいいのか!」と気づいたり。

毎日のことなので、料理が気楽にできると、ほどよい気分転換になります。一日を締めくくる晩ごはんがおいしかったら、次はなにを作ってみようかな、という気持ちが湧いてくるんです」(Tatsuya)

 「晩ごはん、どこ行こうか?」ではなく、「今日、なに食べよう?」「なに作ろうか?」から始まる、夫婦2人のリラックスタイム。

 そう、夫婦円満の秘訣は「男子どしどし厨房に入るべし!」なのかもしれない。

 毎日の夕飯問題で頭を痛めている共働き夫婦にはもちろん、これから一緒に暮らし始めるという2人にも、ぜひ参考にしてほしい1冊だ。

撮影=砂原 文
スタイリング=河野亜紀

文=岸田直子

【著者プロフィール】
ぐっち夫婦(Tatsuya & SHINO):夫婦料理家。東京都在住。夫婦共働き、平日会社員。ふたりが好きな「食」「料理」を通して、何か楽しいことを伝えるべく活動中。テーマは「日々の暮らしを楽しくおいしく。ちょっとおしゃれに」 そんなきっかけをお届けできたらと思い、夫婦で料理家をしています。

(Tatsuya)ご飯のすすむ料理や一品ものが得意。料理を口に入れた瞬間のおいしさを大切にしている。

(SHINO)栄養士とフードコーディネートの資格を持つ。彩りがきれいな家庭料理や季節を楽しむ料理、サラダ系を担当。

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