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セ・リーグ6球団の最後の新人王は?

週刊ベースボールONLINE

今年の新人王は11月26日に都内ホテルで行われるNPB AWARDSで発表される。果たして、どの選手が栄誉に輝くか注目されるが、ここではセ・リーグ各球団の直近で新人王に輝いた選手を紹介していこう。

広島東洋カープ



広島・大瀬良大地

■大瀬良大地(2014年=1年目)
26試合 10勝8敗0S 防御率4.05

 広島では、現在のエースである大瀬良大地が2014年に獲得したのが、もっとも最近の新人王だ。開幕から先発ローテーションに入ると、3試合目の登板(4月16日、対阪神=マツダ広島)でプロ初勝利。そこから5連勝するなど、1年間先発で投げ抜き、10勝8敗の成績を残した。クライマックスシリーズでは、第2戦の先発も。2年目以降は中継ぎに回されることも経験しながら、17年から再び先発を任されるようになり、そこからの成長と活躍はご存じの通りだ。カープは大瀬良の受賞以降、新人王のタイトルから遠ざかることが5年となりそうで、そろそろ新たな新人王を出したいところだが、来季、森下暢仁らの新人選手は期待に応えることができるか。

横浜DeNAベイスターズ



DeNA・東克樹

■東克樹(2018年=1年目)
24試合 11勝5敗0S 防御率2.45

 東克樹がルーキーイヤーの昨年、新人王に輝いている。ドラフト1位で入団し開幕先発ローテをつかむと、一度も二軍に落ちることなく大車輪の働きを見せた。力強い真っすぐ、キレのある変化球と合わせて高い制球力が投球を支えた。チームトップの11勝(5勝)、防御率2.45は、この年沢村賞の菅野智之に次ぐリーグ2位の成績を残し、全体294票中290票を集め、文句なしの新人王に選ばれた。「長くプロの世界で生きていきたい」とヤクルトの石川雅規を目標にする170センチの小さな左腕は、最高の形でプロ生活をスタートさせた。

読売ジャイアンツ



巨人・澤村拓一(2019年撮影)

■澤村拓一(2011年=1年目)
29試合 11勝11敗0S 防御率2.03

 2011年にドラフト1位で加入した澤村拓一が、期待どおりの働きを見せて新人王を獲得したまでは良かったが、これが最後になろうとは……。実は2008年の山口鉄也に始まり、09年の松本哲也、10年の長野久義と、セ・リーグは巨人が4年連続で同タイトルを獲得し、チーム力を底上げしていた。澤村も開幕から先発ローテーション入りし、11勝11敗、防御率2.03。貯金こそ作れなかったが、何より大卒1年目で200投球回到達が立派だった。ちなみに、翌年も10勝10敗と2ケタ勝利。現在はリリーバーだが、十分に勝てる投手だったわけだ。

阪神タイガース



阪神・高山俊

■高山俊(2016年=1年目)
134試合 打率.275 8本塁打 65打点 5盗塁

「一番・左翼」で開幕スタメン出場を果たすと第1打席でいきなり左前へプロ初安打を放った高山俊。開幕戦でのプロ初打席初安打は、球団史上初のことであり、それ以降開幕4試合連続安打を放ち、一気にブレーク。9月30日の巨人戦(甲子園)で球団新人記録を更新する136安打(当時)を放ち、その年の8割を占める得票数で新人王に輝く。その後もレギュラーとして活躍するかと思われたが、2年目が打率.250、3年目が.172と低迷した。しかし4年目の今季は、6月から打撃が上向き、8月に糸井嘉男がケガで戦列を離れると、ほぼレギュラーとして、持ち前の巧みなバットコントロールで阪神の3位、Aクラス入りに貢献した。

中日ドラゴンズ



中日・京田陽太

■京田陽太(2017年=1年目)
141試合 打率.264 4本塁打 36打点 23盗塁

 2017年、ドラフト2位ルーキー・京田陽太が受賞した。開幕戦となった3月31日の巨人戦(東京ドーム)、「七番・遊撃」でいきなりスタメンに名を連ねると、第2打席となる5回表にプロ初安打となる右前打を放ち、無死一、三塁のチャンスを作る。杉山翔大が左犠飛を放ち走者を一人かえしたが、釘付けがセオリーのはずの一走・京田は、誰もが想定外のタッチアップで二進。続く大野雄大の二直が巨人二塁手の中井大介を襲い、中井がファンブルする隙を突いて一気に本塁生還を果たした。超俊足ぶりをアピールしたルーキーは、この年141試合に出場し149安打、23盗塁。広い守備範囲と強肩も武器に、正遊撃手の座を手にした。

東京ヤクルトスワローズ



ヤクルト・小川泰弘

■小川泰弘(2013年=1年目)
26試合 16勝4敗0S 防御率2.93

 ドラフト2位ルーキーとして臨んだ2013年の活躍は鮮烈だった。開幕先発ローテ入りを果たすと、プロ初登板初先発で初勝利を飾った。7月には1999年の上原浩治(巨人)、松坂大輔(西武)依頼となる新人によるリーグ10勝一番乗り。13勝、勝率.800で投手2冠に輝いている。その後はリーグ優勝を果たした15年にも2ケタ勝利を達成するなど、エースとしての足場を固めていった。しかし今季はまさかのリーグ最多12敗。過去最低の5勝止まりに終わった。「ライアン」の巻き返しはなるか。

写真=BBM

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