
人間には三大欲求というモノがあるそうだが、動物の場合はどうだろう。繁殖行動は当然としても、食欲と睡眠欲ってどっちが強いのかな。
そこで今回実験してみた。気持ちよくお昼寝中のペットの周りに、好物をいっぱい置いてみたら、果たして目を覚まして食べ始めるんだろうか、それともあくまで夢の世界にとどまるのだろうか。
Waking a sleeping rabbit by surrounding him with carrots
被検体はウサギのピプキンくんにお願いしてみたよ。数々のASMRをはじめ、見る人聴く人がほっこり目を細めたくなる映像を毎回届けてくれている癒し系な彼だけど、今日はどうやらお昼寝中。

そこでピプキンくんの鼻先に、好物のニンジンを近づけてみた。お、ピクンと反応があったようだ。でも起きる様子はないみたい。

そこでどんどんニンジンの数を増やしていく飼い主さん。これでもかっていうくらい持ってきて、ピプキンくんの周囲を取り囲んでみる。

なんだか魔法陣の出来上がりみたいになっちゃった。

お鼻をヒクヒクさせつつも、まどろみの世界から抜け出せないでいるピプキンくん。でも最後には美味しくオヤツをいただいちゃってご馳走さま。

飼い主さんによると、ウサギは1日に20回ほどお昼寝モードになるんだそう。そして食いしん坊のピプキンくんの場合、冷蔵庫を静かに開ける音がしただけでも、「オヤツ?(キラリーン)」と起きちゃうそうなんだ。
そのピプキンくんをもってしても、夢の世界と美味しいオヤツの間の葛藤から抜け出すのは、ちょっぴり大変だったみたいだ。みんなだったらどっちを取る? 答えはコメント欄でコッソリ教えてね。
written by ruichan