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富士そばの “カップ麺” を元そば屋に食べさせてみた結果 →「これは革命だ」/ 立ち食いそば放浪記:第184回

ロケットニュース24

富士そばの “カップ麺” を元そば屋に食べさせてみた結果 →「これは革命だ」/ 立ち食いそば放浪記:第184回

そばのカップ麺と言えばどん兵衛か緑のたぬき……そんな時代にも終止符が打たれるかもしれない。なぜなら、立ち食いそばチェーンの王者『富士そば』がカップ麺を発売するからだ。

2019年11月18日から首都圏のコンビニ・スーパーなどで取り扱い開始となるそうで、その名も「名代富士そば紅生姜天そば(税抜き240円)」である。トッピングが紅生姜天なところに早くも富士そばを感じるが、発売が待たれるこのカップ麺をいち早く入手することができたためお伝えしたい!

・入手したキッカケ

レポートに移る前に、販売前に入手できた経緯を軽く説明しよう。私(中澤)は「立ち食いそば放浪記」という立ち食いそばのレポートを180回以上連載しているわけだが、第182回の「富士そばバクテーそばの肉10倍増し」が富士そばの中の人に届いたようなのだ。

連絡してきてくれたのは、富士そば広報の工藤さん。富士そばと言えば、面白メニューや店舗の特色を紹介するFacebookがファンに知られているが、工藤さんはフォロワー1万人まではFacebookを1人でやっていたという。あわわ……富士そばFacebookめっちゃ見てます!

この連絡がキッカケとなり、富士そばカップ麺が編集部に送られてきたわけだ。ちなみに、工藤さんに話を伺ったところ、普段メディア向けのリリースメールさえほぼ出したことがないとのこと。「立ち食いそば放浪記」180回以上続けていてよかった……。

・元そば屋にして富士そばファンの男

さて、前置きが長くなってしまったが話を戻して、そろそろ肝心の実食にうつろうと思う。通常なら1人で食べるところだが、編集長・GO羽鳥が大の富士そばファンのため、2人で食べて富士そばのカップ麺について語ろうではないか。ちなみにGO羽鳥は元そば屋なので、その舌にも信頼がおけるはずだ。

・さすが元そば屋

かやく、液体スープ、紅生姜天がついているこのカップ麺。

かやくを先に入れ、お湯を入れて5分、液体スープと紅生姜天を後入れするとそばが完成した。

当初、私は、つゆの色が富士そばの店舗のそばより若干薄いような気がしたが、「白い容器の影響ではないか?」とGO羽鳥。

その考えはなかった。確かに富士そばの容器は黒い。その影響でつゆが濃く見えていたのだとしたら……ありえなくはない話だ。さすが、元そば屋にして普段から富士そばを積極的にテイクアウトしているだけはある。頼りになるぜ。

・元そば屋衝撃

さて置き、つゆの味は甘さ控えめで、出汁に富士そばを強く感じる。特筆すべきは、のど越しの滑らかさだろう。ノドにつっかえる感じがなくスッキリと飲める。カップそばのつゆとは思えない。だが、麺を食べたところ、さらなる衝撃が我々を襲った。

GO羽鳥「うわッ! この麺凄くない?」

私「そばのモチッとした食感がありますね。カップそばのボソボソ切れる感じが一切ない」

GO羽鳥「乾麺だったよね? 乾麺でこんなにそばの食感を活かすことって可能なんだ……地味に革命的だよこの麺は」

私「紅生姜天もピリッとした辛さがちゃんとあって紅生姜してますね」

──麺がめっちゃ富士そば。つゆはともかく、カップそばで嘘くささがないものに出会ったのは初めてかもしれない。もちろん、私もGO羽鳥もどん兵衛や緑のたぬきが大好きだ。カップそばのちょっと嘘くさい味も、それはそれで愛している。

しかし、「名代富士そば紅生姜天そば」はガチさが違う。ガチで富士そば。ちょっとびっくりする再現度なので、富士そばファンはぜひ食べてみてくれ。ひょっとしたら、カップそばの新時代はすぐそこまで来ているのかもしれない。

関連リンク:富士そば
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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