「笑顔のゲンキ」「君色思い」!『りぼん』とSMAPの意外な関係

「笑顔のゲンキ」「君色思い」!『りぼん』とSMAPの意外な関係
「いけいけゴーゴー、ジャンプ」でおなじみの懐かしのアニメ、『姫ちゃんのリボン』。メモリアルDVD-BOXが今年3月に発売され、往年のファンからうれしい悲鳴が挙がった。同作は漫画家・水沢めぐみによる少女誌『りぼん』にて連載された人気漫画を原作とするアニメ。実は、このアニメのテーマ曲を歌ったのは昨年に度解散したSMAPだ。若い世代のファンにとっては少々意外に感じられるかもしれないが、SMAPによる少女向けアニメのタイアップはほかにも『赤ずきんチャチャ』などがあり、若きSMAPのはつらつとした歌声がアニメに華を添えた。SMAPがタイアップした2つのヒット作を振り返ってみよう。

草彅剛が功労者!?『姫ちゃんのリボン』

『姫ちゃんのリボン』は漫画雑誌『りぼん』にて1990年~1994年に連載された少女漫画。主人公の野々原姫子が、魔法の国の王女・エリカから“魔法のリボン”を渡され、他人に変身する不思議な力を得る……という学園ファンタジー。1992年にアニメ化、2009年に漫画家・込由野しほによるリメイク作品『姫ちゃんのリボン カラフル』も連載開始となるほど、長きにわたり読者に支持されてきた作品だ。

アニメ版には、当時本格的なブレイクを果たす前のSMAPの楽曲が使用された。オープニングテーマはSMAPの5thシングル『笑顔のゲンキ』。そのカップリングである『ブラブラさせて』は第1期エンディングテーマ。8thシングル『はじめての夏』は第2期エンディングに、9thシングル『君は君だよ』は第3期のエンディングに使用され、どれも劇中のキャラクターやその心情にぴたりとくる歌詞が当時の“姫リボ”人気の過熱に一役買った。

また、アニメ版では姫子の憧れの先輩・支倉浩一の声をSMAPの草彅が担当。草彅は、舞台版でも姫子が後に両想いとなる小林大地を演じた。また、第13話「SMAPがやって来た」では、当時6人だったSMAP全員がアニメキャラとして登場した回として、ファンの間で知られている。

香取慎吾が声優に初挑戦!『赤ずきんチャチャ』

SMAPの少女向けアニメタイアップは『姫ちゃんのリボン』だけではない。同雑誌『りぼん』で1992年~2000年に連載された漫画家・彩花みんによる人気作品『赤ずきんチャチャ』がアニメ化された際にも、SMAPがテーマソングを担当した。

同作は、赤いずきんがトレードマークの魔法使いの卵である主人公・チャチャとその仲間たちによる、どたばたファンタジー。オープニングテーマに使用されたのはSMAPの11thシングル『君色思い』だ。チャチャの幼馴染である狼男・リーヤの声を演じたのは当時声優初挑戦だったSMAPの香取。それを受けてか、子どものころ雑草にマヨネーズをかけて食べていたという香取の体験が、アニメではそのままリーヤの過去体験として放送された。

アニメとSMAPの曲の相性の良さにはいまさらながら驚かされる。上記で紹介したうち、『笑顔のゲンキ』『君は君だよ』『君色思い』は、400以上の候補曲を対象にしたリクエスト投票によって収録曲を決定したSMAPのデビュー25周年記念のアルバム『SMAP 25 YEARS』にも収録されている人気の高い曲だ。当時のアニメファンは、少女だった頃に想いを馳せながら、SMAPの歌声にいま一度耳を傾けてみてはいかがだろうか。

(文/木下詩織)

(更新日:2017年5月23日)

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