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11月は女性もヒゲを伸ばそう。男性がん啓発運動 (モーベンバー)に女性参加を呼びかけるアメリカのカミソリブランド

カラパイア

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image credit: youtube

 11月は世界各地で口ヒゲを伸ばすキャンペーンが行われている。「Movember(モーベンバー)」と呼ばれるもので、口ヒゲを意味するMo(モー)とNovember(ノーベンバー:11月)を組み合わせた造語である。

 11月の1ヶ月間を通して口ヒゲを伸ばすことで、前立腺がんなど、男性特有のがんの認知度を上げ、健康意識を高めていくのが狙いであり、女性の乳がんキャンペーン『ピンクリボン運動』の男性版のようなものだ

 2003年にオーストラリアで始まったこの運動、現在では欧米を含む20か国以上で展開され、国際チャリティ・イベントのひとつとなっている。

 今回そのキャンペーンに女性のカミソリブランドが参加した。アメリカの『Billie(ビリー)』は、「女性も口ヒゲを伸ばすべき」と、自然な女性の姿を奨励するとともに、男性キャンペーンのための寄付を呼びかけている。

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女性用かみそりブランドが口ヒゲキャンペーンに初参加


 今回、アメリカの女性用かみそりブランド『Billie(ビリー)』は、モーベンバーキャンペーンに則って、女性も口ヒゲを生やすよう奨励。

 Billieは、インスタグラムやYouTube動画で口ヒゲを誇示する女性たちの姿をシェア。女性の自然な体毛、特に上唇の毛を11月いっぱい伸ばし続けるキャンペーンを行った初の女性メーカーとなった。

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顔の産毛は恥ずかしいものじゃない


 Billieの共同創設者は、このキャンペーンを行うにあたり次のように話している。

女性の鼻の下の毛は、社会の性別というトピックの中でも滅多に語られることのない、いわばタブー中のタブーです。 

これまで、身だしなみというカテゴリーにおいて、女性の産毛処理は当たり前という社会の暗黙のルールがあり、女性は産毛処理のためにワックスをかけて漂白したり、剃ったりすることを当たり前のようにしてきました。

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ですが、今回は正当な理由で口ヒゲを伸ばすことを奨励しています。女性の顔の産毛は、恥ずかしいものではありません。

同社では、このキャンペーンで女性のシェービングを「して当然の期待」ではなく「選択」だということを証明することを目的としています。


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キャンペーン活動の収益は男性支援のために寄付


 また、Billieはキャンペーンで男性へのサポートのための寄付も呼びかけており、最大5万ドル(約540万円)の寄付金を目標額にしている。

 日本では、モーベンバーの動きはまだあまり活発ではないようだが、もし今月街中でうっすらと産毛を生やした女性を見かけたら、もしかしたらその女性はBillieのキャンペーンに参加している人かもしれない。

References:refinery29など / written by Scarlet / edited by parumo

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