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水中の魔法のじゅうたんかな。大きなマンタと寄り添う魚のランデブー(トリニダード・トバゴ)

カラパイア

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 先日カリブ海で目撃されたオニイトマキエイ(通称マンタ)の動画がネットの話題をさらっている。

 トリニダード・トバゴ沿岸に現れたオニイトマキエイ。マントのようあ大きな体を広げながら泳いでおり、そのそばを寄り添うようにして1匹の魚が一緒に泳いでいる。マンタの上を泳ぐその魚の姿は、まるで水中の魔法のじゅうたんに乗っているかのようだ。

 神秘的なオニイトマキエイと魚の仲良しランデブーな姿にたくさんのユーザーが目を見張った。



水中のじゅうたんみたい、大きなオニイトマキエイ


 これは今年10月23日、トリニダード・トバゴの石油プラットフォームの付近で目撃された光景だ。

 大きな体を広げ、ゆっくりと海面を泳ぐオニイトマキエイ。その周りにいるのはサメ、またはコバンザメとみられている。コバンザメなら、オニイトマキエイの体の付着物などを食べてきれいにしてるのかもしれない。

スクリーンショット-(2729)
image credit:facebook

 人工的な構造物のすぐ下を泳ぐ、ユニークな形の巨大生物。まるで別世界の景色のよう。

 シバ・セルウィンさんが撮影・シェアしたこの映像は、またたくまに世界中に拡散。すでに何万回も再生され、たくさんのいいねがついている。


 これを目にしたユーザーの多くが途方もなく大きなマンタに圧倒された。

この件に関する海外の反応は…

・サメが基準ってすごく便利だ!

・見てるだけでワクワクする光景。このエイが大人になると全身が美しい白色になる…なんて想像を巡らせちゃった。

・一緒にいるのはスギ(コバンザメと同じスズキ目で吸盤が無い魚)だと思う。大きい魚だがサメではない。

・オニイトマキエイの幅は平均で5m弱ぐらい。でも6m越える個体もいるよ。

・ウィキペディアのオニイトマキエイ情報からすると、サメっぽい魚のほうは1.8m程度かも?

・いいね。前に沖のほうでサーフィンしてた時、中ぐらいのオニイトマキエイがボードの下を泳いでいったことがある。無害って知っててもかなりビビったよ。

・いとこが婚約者と一緒に大きなオニイトマキエイとダイビングした。そのビデオを見たら本当にとても美しくて神聖な生き物に感じたけど、とても怖いとも思った。

・そこに人が飛び込んでくれたらサイズが良くわかるんだが。

・なんであのサメがつきまとってるんだろう?

・コバンザメとか一部の魚は、大きな生物についてって体表についてる寄生虫や排泄物を食べるんだよ。

・ほんと…雄大な海洋生物だなぁ。


幅9mにまで成長する世界最大級の魚類


 トビエイ目トビエイ科オニイトマキエイ属のオニイトマキエイは、胸鰭の幅が最大で9mほどになるといわれる世界最大級の魚類の仲間だ。

 多くは熱帯付近の海域で暮らしているが、温帯で見られることもある。

 かつてこの種はもっと体が小さなナンヨウマンタと混同されていた。しかしのちのDNA検査によってナンヨウマンタは別種のイトマキエイ属に分類された。


近年は個体数が減少。デビルフィッシュの異名も


 米国海洋大気庁NOAAは巨大マンタの主な脅威は商業漁業とみなしており、その広大な漁業域に生息するオニイトマキエイが混獲または捕獲されている現状に懸念を示している。

 一部の国々において需要が高いオニイトマキエイは、現地の漁師などに捕獲され個体数が減少傾向にある。そのため NOAAは2018年にこの種を絶滅危種リストに加えている。
 
 日本でもマンタ(Manta)と呼ばれるオニイトマキエイの呼び名は、スペイン語でマントや毛布を意味する。

 また海外においては、頭部から突き出す1対の鰭が角のように見えることから「デビルフィッシュ」というあだ名もついているそうだ。

 彼らは主にオキアミやプランクトンを食し、掃除魚(海洋生物の体表についた寄生虫や、古い皮膚組織などを食べる魚たち)がいるサンゴ礁を定期的に訪問する習慣でも知られる。

reddit / twitterなど /written by D/ edited by parumo

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