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【確信】かつやの『牛丼カツ丼』には何が足りなかったのか? 答えは新宿の老舗「たつ屋」の『かつ牛丼』を食べれば分かる!

ロケットニュース24

【確信】かつやの『牛丼カツ丼』には何が足りなかったのか? 答えは新宿の老舗「たつ屋」の『かつ牛丼』を食べれば分かる!

台風19号の話題で持ちきりだった2019年10月11日。時を同じくして、人気とんかつチェーン「かつや」から謎の新商品が発売されたことを覚えているだろうか? その名も『牛丼カツ丼(税抜690円)』。牛丼とカツ丼を合体させたという大変おバカな代物である。しかし……。

実際に食べてみた私(あひるねこ)が抱いた感想は、「1+1=2。それ以上でも以下でもない」というものだった。ここまでは前回お伝えした通りだ。では、かつやの『牛丼カツ丼』には何が足りなかったのだろう? その理由について考えた私はこの後、一つの答えに辿り着くことになる。

・答えは牛丼屋にあり

新宿駅の東南口を出て歩くこと少々。雑居ビルの1階に小さな牛丼屋が店を構えている。1969年創業の老舗「たつ屋」。数年前に当サイトでもご紹介している名店中の名店だ。さっそく中に入ってみよう。

・ここにも “あの” 丼が

お品書きには牛丼、かつ丼、親子丼などウマそうな丼ものが名を連ねているが、私の注文はすでに決まっている。すいませ~ん! 『かつ牛どん』下さ~い!! そう、実は「たつ屋」には、かつやの『牛丼カツ丼』とよく似た『かつ牛どん(560円)』なるメニューが存在するのだ。

刮目せよッ!

これが……!!

「たつ屋」の『かつ牛どん』だァァァァアアア!

・降臨

あれ? 普通の牛丼かな? 一瞬そう勘違いしてしまいそうなほど、あまりにも自然な雰囲気をまとう丼がそこにはあった。たっぷりの牛肉に「たつ屋」ではおなじみの焼き豆腐。そしてその下には、大きなカツが卵にとじられドッシリと横たわっている。

・絶妙なコンビネーション

よく見ると丼の半分をカツが占めているのだが……なぜだろう。牛とカツが一つに溶け合っているような感覚を覚えてしまうのは。そう、これこそが「たつ屋」マジック。「たつ屋」イリュージョンなのだ。甘じょっぱく味が染み込んだしっとり仕上げのカツと……

醤油が効いた脂身の少ない薄切り牛。本来なら混ざり合うことのない両者が、この丼の中に限っては不思議と共存関係を築いているかのようだ。お互いがお互いを邪魔するどころか、むしろ引き出し合いながらスペシャル感を演出していく……。まさに丼界のW主演。

最後にはご飯がすすむという一点において、牛とカツの境界すら曖昧になっていく『かつ牛どん』に、私は「1+1=2」を超えた「∞(インフィニティ)」を感じずにはいられない。そう、かつやの『牛丼カツ丼』になかったのはこのフィーリングだった。

・足りなかったもの

思うに『牛丼カツ丼』は、牛とカツがお互い無関心すぎたのではないか。牛丼として、カツ丼として、それぞれがただそこに立っているだけというか……要は二人で一つの丼を形作っているという意識が欠けていたのだ。お前ら流川と桜木かよ! 山王戦のラスト思い出せよ!!

で、そう考えていくと『牛丼カツ丼』における戦犯が一人、捜査線上に浮かび上がってくる。これはあくまで私の個人的意見だが……たぶん、カレー皿に盛ったのがよくなかったんじゃない? ていうか何なんだよあのカレー皿。実家かよ! 普通に丼に盛った方がルックス的にもよかっただろ!!

・味・コスパ共に優れた名店

まあそれは冗談として(やや本気ではあるが)、とにかく「たつ屋」の『かつ牛どん』には、私が『牛丼カツ丼』に期待したものすべてが詰まっていると言っていい。大盛りにしても630円と、コスパ面でも極まった無敵の一杯だ。牛丼とカツ丼、どちらも愛する者たちは必食である!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 たつ屋 新宿店
住所 東京都新宿区新宿3丁目35-2
時間 10:00〜22:00(月~金)、7:30〜21:00(土日)、10:30〜21:00(祝日)
休日 無休

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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