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徳井義実が芸能活動自粛へ…記者会見が失敗に終わった2つの理由

SmartFLASH

 しかし、結果的に、この会見は失敗だった。失敗の理由は2つある。

 

 まずは徳井が使った言葉だ。

 

「2016年、17年、18年、申告していなかったことは事実です。もちろん納税の義務はわかっていまして、税理士さんから決算の時期に『申告しなければいけませんよ』という連絡が来ても、やります、やりますと言いながら、明日しようと、どんどん先延ばしにしていまして。それが延び延びになって、じゃあもう来年にまとめて申告しようとなって。

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 また申告の時期が来て、税理士さんから『去年も払ってませんし、今年はしっかりやりましょう』と連絡をいただいて、わかりましたと。もちろん支払う意思はあるんですけど、本当に想像を絶するだらしなさ、ルーズさによって、1日延び、1週間、1カ月延びてっていう状態で3年経ってしまったということです」

 

 この「想像を絶するだらしなさ、ルーズさ」という言葉で悪質性を否定したが、猛批判が起こった。「44歳のおっさんが、ルーズで片づけるのは、お粗末!」「悪意があって3年も無申告だったんだろう」「脱税の意志があったんじゃないか」「バイクや時計の趣味にはお金を使って、それを経費としてごまかせると思ったのかね」と、記者やレポーターからの批判はとどまることはなかった。

 

 第2に、会見の終盤でこんなやり取りがあった。「法人だけでなく、個人の分も修正申告されたんですか?」の質問に、徳井は「はい」と答える。「個人の(申告漏れは)どれくらいなんですか?」と聞くと、徳井は「個人の方は、いまよくわからないです。(報道されている1億2000万円の)そこに入っているのかも。あっ、個人分は別みたいです」と理解していない様子。

 

 これには集まった取材陣から「当然聞かれることなのに、メモにして持ってきてもいいだろう!」と、不満の声があがった。吉本一のイケメン芸人、クリーンで爽やか芸人のイメージが一瞬にして崩れた瞬間だった。せっかく本人が誠意を持って対応したものの、事の重大さの認識不足、準備不足がかえって徳井を窮地に追い込むことになってしまったのだ。

 

 翌日の24日には、フジテレビが新事実を報じた。徳井が、2009年に会社を設立してから2018年までの9年間、一度も期限内に納税しておらず、指摘を受けるたびに申告していたという。

 

 さらに、朝日新聞が25日付けで、徳井の会社が法人税約3700万円のほかに、消費税と源泉所得税計約6500万円の追徴課税を受けていたことを報じた。

 

 早くもこの時点で、徳井の仕事に影響が出た。家電量販店「エディオン」と寝具大手「東京西川」が、即、CM放送を見合わせる処置を取った。さらに、徳井がボーカルを務めるバンド「鶯谷フィルハーモニー」が出演予定だった大学祭での公演が中止になった。

 

 徳井は、10本を越えるレギュラー番組を持ち、NHK大河『いだてん』に11月3日放送分から出演予定だった。

 

 だが、ついに吉本興業が徳井の当面の芸能活動自粛を決定した。26日、吉本興業はホームページで「チュートリアル徳井義実の税務申告漏れに関するご報告」と題し、同社が調査した詳細について発表。そこに書かれた真実に、驚愕させられた。

 

 徳井は、時期が遅れはしたが申告は完了していたという。しかし、その納付について、再三にわたり税務署から督促があったにもかかわらず、手続き怠慢により納付していなかった。その結果、2016年5月ころに銀行口座を差し押さえられたというのだ。さらにもう一つ、2009年の個人事務所設立時に、社会保険の加入手続きをしていなかったので、未加入の状態だったという。

 

 今回の吉本興業の報告は、徳井の会見時に報告すべきことだったはず。かといって、会見時にこれらをすべて話していたら、世の中に与えるショックはいま以上に大きかったと思われる。徳井は、追加報告の事柄をバレないと思ったのだろうか? もしかしたら、バレたときに話せばいいとルーズに思っていたのかもしれない。

(写真・文/芸能レポーター川内天子)

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