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12球団担当による“超”直前チェック!1位指名最終予想 パ・リーグ編

週刊ベースボールONLINE

ドラフト会議直前までスカウトたちは他球団の動向を読みながら、1位指名選手の選定を行う。各球団の指名方針を抑えながら今年の1位指名を最終予想する。


西武・投手の1位指名は確実だが…


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

 リーグ連覇しながら、2年連続でチーム防御率はリーグ最下位。最大の補強ポイントである投手の1位指名を公言しているが、果たして誰を指名するのか。競合を覚悟で佐々木朗希(大船渡高)、奥川恭伸(星稜高)、森下暢仁(明大)の“BIG3”を狙うのか。それとも河野竜生(JFE西日本)ら力のある投手の一本釣りをするか。チーム状況を考えれば即戦力投手が欲しいが、近年は高橋光成、今井達也ら高卒ドラフト1位投手を育てている。思い切って今年の目玉・佐々木に“特攻”するのも面白い。

ソフトバンク・佐々木、奥川、最後まで熟考


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

 10月4、5日に開かれたスカウト会議で全リストアップ選手を確認したが、1位指名選手確定には至らず。最有力は佐々木朗希(大船渡高)、奥川恭伸(星稜高)、森下暢仁(明大)の3投手と見られるも、現有戦力を考えれば佐々木、奥川の高校生投手のほうが現実的だろう。どちらもさらなる常勝軍団構築のための次代のエース候補。まだまだ未知数の可能性を秘める佐々木か、甲子園やU-18W杯などの投げっぷりで即戦力としての評価も上げた奥川か。ギリギリまで悩むことになりそうだ。

日本ハム・初志貫徹で佐々木獲りへ


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

「その年のNo.1の選手を指名する」。その方針は今年もブレることなく、東北が生んだ163キロ右腕・佐々木朗希(大船渡高)1人に照準を定めた。吉村浩GMが6月2日に異例の早さで「圧倒的すぎる。あまりにも能力が違う」と1位入札を公言。その後の各大会でのケガのリスクも承知の上で、佐々木側に思いは伝えた。過去にもダルビッシュ有、大谷翔平を世界の舞台で通用する右腕に育成した日本ハム。佐々木の才能は2人以上とも評価し、あとはクジ引きで“強運”を再び発揮できるか……。

オリックス・貫く“逸材獲り”


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

 指名方針は『即戦力の投手』と『将来性のある野手』も、1位となれば話は別。最速163キロを誇る佐々木朗希(大船渡高)に対し、福良淳一GMが「評価は最上位。なかなか出てこない」とコメント。「当日になるまで分からないかも」と明言こそしていないが、指名の方針を固めている模様だ。過去2年も競合と、近年の1位は“逸材獲り”を最優先している。10月7日のスカウト会議では、野手の筆頭候補に高校通算55本塁打の石川昂弥(東邦高)を挙げたと見られ、果敢に若き逸材の獲得を狙っていく。

ロッテ・未来のエース確保が最優先


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

 ドラフト候補70人の映像を10月6日にチェックした井口資仁監督は「ずば抜けている投手が何人かいる」と評価。松本尚樹球団本部長が「将来性のある若いピッチャー」と明かしていた1位候補の方針とも一致した。佐々木朗希(大船渡高)、奥川恭伸(星稜高)、森下暢仁(明大)を中心に最終決定はドラフト直前になりそうだが、指揮官も「いい球を投げる」と印象を語った佐々木が筆頭候補か。未来のエースを担える逸材を確保してから、チームに必要な即戦力投手&外野手、高校生捕手の補強を図っていく。

楽天・東北の原石にアタック


第1回選択予想選手 佐々木朗希投手(大船渡高)

 夏の甲子園準V右腕の奥川恭伸(星稜高)、即戦力右腕の森下暢仁(明大)も候補に上がったが、やはり東北の原石、最速163キロ右腕の佐々木朗希(大船渡高)で勝負するはずだ。もちろん外した場合を想定しなければならないが、その際は大型右腕の太田龍(JR東日本)や、逆に素材型として将来性のある西純矢(創志学園高)なども可能性がある。これらの競合を避け、思い切って野手獲得へ舵を切るならば、右のスラッガー・石川昂弥(東邦高)も候補として名前が挙がってきそうだ。

※情報は10月13日時点『週刊ベースボール』2019年10月28日号(10月16日発売)より

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