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食文化の違い。アメリカ人は大好きだけど、他国にとっては奇妙な11の食べ物

カラパイア

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image credit:Wikimedia Commons

 食文化は、国によって実に様々であり、異国の食べ物は実に興味深い。さて、アメリカの食べ物と言えば何を思い浮かべるだろうか。

 ハンバーガーやフライドポテト、ピザなどのファストフードメニューのような手軽に口にできる食べ物が一般的のようだが、それ以外にもアメリカ人が日常よく口にする食品はもちろんある。

 そしてそれらのほとんどは、スーパーで手軽に買えるものだったり、アメリカならではの食材の組み合わせにより成り立っている。

 今回、他国の人にとっては「奇妙な」に思える、アメリカ人が愛する11の食べ物を見ていこう。

1.レッド・ヴェルヴェット・ケーキ(Red Velvet Cake)


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image credit:Wikimedia Commons

 見た目が赤色で何やら毒々しいケーキだが、いったいどんな味なのか試してみたくなる人も多いだろう。

 しかし、味は小麦粉、卵、バターミルク、ココアパウダーで作られたごく普通のケーキの味に似ている。砂糖はもちろん塩も多く含まれているので日本人には激甘に感じるかもしれない。

 クリームチーズかアーミン・アイシングと呼ばれるバタークリームに挟まれている赤いスポンジは、時にビートのような赤い野菜で色を付ける場合があるが、通常は人工着色料が使用されているとのことだ。

 ちなみにケチャップで作ることもできる。




2. ミラクル・ホイップ(Miracle Whip)


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image credit:Wikimedia Commons

 1933年にクラフト社から発売されて以降、アメリカでは大人気の製品がこちら、ミラクル・ホイップだ。

 見た目はマヨネーズそっくりなのだが、日本のマヨネーズとは味が違う。とにかく甘いのだ。酸味を抑えた甘いマヨネーズみたいな感じだ。

 ミラクル・ホイップには、砂糖やパプリカ、にんにくパウダーなどが含まれていて、アメリカ人はこれをサンドイッチやサラダに合わせて使用している。慣れればおいしく感じるのかもしれないが、マヨネーズと思って食べると、その味の違いにびっくりすることとなる。

 アメリカでは常にトップセラーとなっており、スーパーでも目立つ位置にあることから、私もアメリカ滞在時に間違ってこれを買ってしまったことがある。甘いマヨネーズはある意味カルチャーショックだったことよ。すぐ慣れたけど。


3. ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチ


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image credit:Wikimedia Commons

 サンドイッチにジャムやバターなどのスプレッドを塗る場合、パンの両面に同じスプレッドを塗る人が多いだろうが、アメリカではトーストした両面にピーナッツバターとジェリー(ストロベリージャム)をたっぷり塗って、サンドイッチにして食べるのが一般的だ。

 アメリカのピーナッツバターは日本で一般的に売られているものと違ってしょっぱい。そこに甘いジャムを組み合わせることで、甘辛ミックスとなるのだ。なのでまねして作るときはアメリカ製のスキッピーなどをまず購入しよう。ジャムは日本製のものでOKだ。あとパンは薄いやつね。


4. スモア(S’Mores)


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image credit:Wikimedia Commons

 アメリカ人のお気に入りのおやつが、スモアだ。

 実はアメリカだけではなく、カナダでも伝統的なスイーツで、焼いたマシュマロとチョコレートの層を、2枚のグラハムクラッカーに挟んで作る。主にキャンプの時にキャンプファイヤーの火でマシュマロを炙って食べるのが一般的とされている。これは普通においしいよね。


5. マシュマロクリーム(Marshmallow Creme)


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image credit:Wikipedia

 マシュマロといえば、たいてい固形を思い浮かべるだろう。

 しかし、アメリカには、ピーナッツバターやジャムのようにスプレッドタイプになったものが存在しる。それがこのマシュマロクリームだ。

 最も人気なブランドは「マシュマロフラフ」のもので、成分はコーンシロップ、砂糖シロップ、バニラ風味、卵白などが含まれている。

 アメリカで人気の食べ方は、ピーナッツバター(しょっぱいやつ)とマシュマロクリームをダブルでパンに挟んだサンドイッチだ。ピーナッツバター&ジェリーサンドイッチのジャムの代わりにマシュマロクリームを使用する。日本では3年ほど前にテレビで話題となった。


6. グリッツ(Grits)


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image credit:Wikimedia Commons

 アメリカ南部で人気の朝・夕食の定番といえば、このグリッツ。

 牛乳、クリーム、バター、塩、白こしょうを混ぜて、柔らかくお粥のように煮込むことで簡単に調理できる。

 成分は、乾燥トウモロコシ(主にホワイトコーン)の実を粗挽きにしたもので、よくソーセージやエビをグリッツの中に入れて食べることが多いとのことだ。


7. ビスケット&グレイビー(Biscuits and Gravy)


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image credit:Wikimedia Commons

 見た目と響きがなんとも異質だが、柔らかい生地のビスケットと食材から出た肉汁で作るグレイビーソースの組み合わせは、アメリカでは伝統的な朝食なのだそうだ。

 その昔、アメリカ開拓時代は労働者たちが高カロリーな朝食を必要としたことから生まれた定番メニューで、現在でもレストランでは、調理済みのソーセージからの出汁に小麦粉とミルクを混ぜたグレイビーソースを、バターミルクビスケットに注いで提供している。


8. ポップタルト(Pop-Tarts)


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image credit:Wikimedia Commons

 アメリカの定番おやつの1つ、ポップタルト

 カラフルなフロスティングがついた長方形のクラッカーは、1964年にコーンフレークで有名なケロッグ社から発売され、子供向けの朝食として人気が出た。

 フロスティングやジャムが挟まれたポップタルト。は、既にセットになった状態でフォイルパッケージに梱包されており、トースターか電子レンジで温めて食べるのが一般的とのこと。

 人気の味は、フロストストロベリーとフロストブラウンシュガーシナモンで、ベストセラーとなっている。


9. ルートビア(Root Beer)


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 ビア(ビール)と名前が付いているものの、アルコールを含まない炭酸飲料だ。サルサパリラ(ユリ科の植物)としても知られるルートビアは、元来サッサフラスという植物の根から作られたユニークな飲み物だが、今日では成分としてバニラや桜の樹皮、ウインターグリーン、糖蜜、アニス>、リコリス(甘草の一種)の根、シナモン、蜂蜜などが含まれており、風味はより人工的になっている。

 ドクターペッパーをさらに薬草テイストにした感じだ。私は嫌いじゃない。というか逆にはまってしまって日本で売られているのを見るとつい買ってしまう。嫌いな人はサロンパスとか言う。

 アメリカではA&Wのルートビアが有名で、ファストフードチェーン「A&W」では、ビアカップにルートビアを注いで、その上にバニラアイスを浮かべてフロートのようにしてサーブされる。沖縄にはA&Wのファストフードチェーン店が展開されている。


10. イージーチーズ(Easy Cheese)


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 チーズ好きなら、本来のチーズの姿を不自然に変えるのは邪道という人もいるだろうが、このイージーチーズは、ブロックやスライスといったチーズの常識を超えたスプレー缶に入ったプロセスチーズ製品だ。

 味はどうなのかというと、クリーミーで濃厚。

 成分はキャノーラ油、(乳化剤としての)クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸カルシウム、着色のためのアポカロテナールなどといった、あまり体に良くなさそうな響きのものが含まれている。

 とにかく乳分と塩分が高いため、単体で食べることはほとんどなく、クラッカーやホットドッグなどにつけて食べるのが一般的なのだそうだ。


11. スパム(Spam)


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tesatool0/pixabay

 日本でも「スパムおにぎり」が流行ったが、1937年にアメリカで発売されて以来、各国でも人気の有名な缶詰製品といえば、このスパムだろう。

 缶詰の中には、ソーセージの中身(豚の肩肉)が四角い形で入っており、塩、水、(肉を湿らせておくための)じゃがいも澱粉、砂糖および防腐剤の亜硝酸ナトリウムが含まれている。

 脂質のうちの6グラムは飽和脂肪酸で、170キロカロリーもあり、ナトリウムが1日の摂取量の3分の1に達する量を含んでいることから、あまり食べすぎると健康に良くないことは明らかである。

References:When On Earthなど / written by Scarlet / edited by parumo

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