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「名前のない関係」を作る悪い男の手口

マイナビウーマン

お嬢さん。

幸せな恋愛をゲットするための、たったひとつの冴えたやり方をご存じでしょうか?

それは「悪い男に捕まらない」こと。

いいですか?

この世には、貴女の心と身体を奪おうとする獣や悪魔がたくさんいます──いま、この画面を見 ながら想像したよりもずっと。この連載では、そんな「悪い男」の手口を紹介していきます。

それをどうか心の中にファイルしてください。危ない色のファイルですが、いつか役に立つときがくるはずですから。

■本日の恋愛ブラックファイル

「お前のこと気に入ってるよ」 「お互い束縛するのもめんどいでしょ?」 「関係に名前がつくと、いつか終わりがきちゃうよね」

わかりますか?

この、関係性を濁す感じ。

ラブラブなときでさえ「恋人」や「付き合う」という単語を口にしてくれない感じ。

それじゃ、毎日のようにLINEして、楽しくデートしても不安になりますよね。やっぱり言葉にしてほしいのが女心じゃないですか。

「ねえ、私たち付き合ってるのかな……?」

なんて質問したくもなりますよね。

けれど、それができないわけです。

そんな言葉を口にしたとたん、いまの関係すら壊れそうで――露骨に不機嫌になる男性もいるかもしれません――いつもグッとこらえてしまうことになるのです。

そして貴女は不安のあまりこう考えるようになります。たぶん、大丈夫なはず。私たち、ちゃんと付き合ってると思う。 彼を信じてる。

その証拠に、彼と顔を合わせているときはドキドキして不安も消えるから。

そうだよね。彼はわかりきったことを言葉にするのが照れくさいだけなんだよね。それが、この人の考え方なのかもしれない――

ダウト!

お嬢さん。それが悪い男のブラック恋愛術なのですよ。

よろしいですか?

悪い男ほど、関係性を曖昧なままにしたがるのです。まさに「恋人」や「付き合う」という言葉を避けるのです。もっとも都合のいい形で、貴女の心を手に入れるために。

■この手口を使う悪い男のタイプ

ズバリ「曖昧キープ系男子」です。

このタイプは非常に策士です。それが悪い手口だとわかって行っています。

一緒にいるぶんにはすごくよくできた恋人のようでしょう。楽しくて、気がきくかもしれません。ちょっとした強引さでドキドキさせてくるかもしれません。いずれにせよ「モテそうないい男」かと思います。

しかし、いつまでも関係性を言葉にしてくれないのです。

貴女をキープすることだけが目的だから。それどころか本命がいて――考えたくないことですが――貴女が遊びである可能性さえあるのです。

この「曖昧キープ系男子」は一見すると「よくできた恋人風」です。

しかし、その正体は貴女の恋心を利用して、なんの罪悪感もなく、いつまでも快楽を手に入れようとする悪い男なのです。

■この手口を使う効果と男性心理

悪い男がこの手口を使う理由はシンプルです。

恋人という関係から生まれる責任を負いたくないから。そして自分にとって都合のいい関係でいたいからです。

貴女もご存じのように、そもそも正しい恋人関係とは、おたがいの人生を良い面も悪い面も分かち合う関係です。

しかし彼はそんなことするつもりがないのですね。あらゆる意味で、男女関係のおいしい部分だけを味わいたいのです。

だから彼は「付き合う」という体を避けます。

さらには、いざというときには「付き合うとは言ってないよね? なんでそんなこと言うの? 俺に不満あるの?」と、自分は悪くないアピールまで繰りだすことでしょう。

乙女の純情を利用した策略。まさに悪い男のブラック恋愛術です。

■この手口の見破り方と対処法

どうやってこの手口に対処すればいいのか?

見破り方はあきらかです。

彼が、アプローチのときに「付き合おう」という言葉を口にするかどうか。

どれだけ甘い言葉や納得できそうな恋愛観を語っても、結局「付き合おう」と言葉にしてくれたかどうかだけなのです。

ドキドキするあまりズルズルと関係を持ってしまうのはわかります。

しかし、恋人になったという確認もとらずに身も心も預けるのは危険です。

考えてもみてください。どちらかが告白をしてはじめて交際をスタートさせるのが、恋人としての正式なルールではありませんか。

もしその男が理由をつけて順番をすっ飛ばそうというのであれば、ブラックに近いグレーでしょう。

すべてをプレゼントしたあとで「あれ、これって付き合ってるの……?」と疑問が生まれてからでは遅いのです。まずは言葉を引き出してください。

そして、お嬢さん。

私がガマンしてさえいればいいんだ、という関係は、すでに、おかしいんですよ。名前のない関係は相手にとって「都合のいい関係」だということを肝に銘じておいてくださいませ。

恋に落ちたときだからこそ、ビシッと身を引き締めていきましょうぜ。

(文:浅田さん@恋愛を語る奇術師、イラスト:ますだみく)

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