top_line

その告白が遺書になる。恋を成就させるための秘密の守り方

マイナビウーマン

今回は、それぞれの告白がとある2人の運命を大きく分けました。そんなバチェラー3の第6話について考察します。

■浮気しそうなエロい女から愛情深いお母さんにイメージチェンジ

とうとうバツイチ子持ちであることを明かした田尻さん。それに対して、露骨に驚いたりせず温かく受け入れ、ローズをそっと差し出したバチェラー・友永真也さん。

あれは「がんばって告白してくれてありがとう。お疲れさま」の功労賞のバラのように思いました。

息子さんへの愛を語られたあとで落とせる人はなかなかに鬼畜。正直あそこで渡さないという選択肢はないと思います。

しかし、この告白で田尻さんは「喋らず本心を見せないくせに、股に足を挟んでくる、すぐ浮気しそうな謎のエロい女」から「愛情深いお母さん」へレベルアップし、バチェラーが抱いていた疑心感は薄れました(テレレレッテッテッテ~♪)。

家族を大切にしている人に魅力を感じるバチェラーにとって、子どもへの愛はプラスポイント。

バチェラーの「お母さんなんや」という返しも素敵でした。「バツイチなんや」「子どもいるんやね」ではなく「お母さん」というポジティブなフレーズでの受け止め方。

友永さんのやさしさがあふれているひと言でしたね。男っぷりが上がった場面でした。

ただ、放送の中でバチェラーの真の感情が表に出ることはあまりない と思いますが、子どもがいる事実がどう影響するのか、これからの展開を見守りましょう。

■「バチェラーへの手紙は遺書になる」というジンクスが明らかに

そして、今回はっきりとわかったことがひとつあります。

それは「バチェラーに手紙を書くと遺書になる」ということです。

過去の回で手紙に気持ちをしたためた看護師の城田さん、手紙を惚れ薬とともに渡した社長令嬢の高田さん、そして今回バチェラーに手紙を贈ったIT企業勤務の濱崎さん。

全員がカクテルパーティでそれを読み上げ、すると直後に落とされるという非情なジンクスが確かなものとなりました。

今回の濱崎さんの遺書、いやお手紙には彼女の告白がありました。小さいころに両親が離婚し、お父さまを知らないこと。そのため、年上の男性に憧れがあること。

若い女性たちは早々に落とされた中で、唯一残っていた22歳の彼女。

前回、バチェラーが年齢差を懸念している場面がありましたが、それに対して「今までお付き合いしていた男性が結構年上の方が多かった」とサラリと返していました。

「結構」がどこにかかってくるのかでいろいろ意味は変わってきますが、いずれにしても昔の男を匂わすのはよろしくない。

以前の考察記事「針金の端を気にしない者が恋を制す。かわいい女のアピール手法」でも触れましたが、気になる男性に「過去の男の話」は厳禁です。

女性の場合は、自ら相手に元カノのことを質問してショックを受けても、女子会でネタにして友だちにぶった切ってもらって笑いに変えて吹き飛ばすくらいの胆力がありますが、男性にはありません。

誰に相談することもなく「そうか……」と心の中でひっそりと仮想の敵である過去の男を想像して、プライドが傷つきダメージを受けます。それが自分よりハイスペックであればあるほどなおさらです。

ましてや、今回のように“ある種の心の傷”からくる性癖のような「かなりの年上好き」は生々しすぎて攻撃力が強すぎます。

バチェラー自身が結婚において年の差を気にしている中で、おそらく前回のその話が尾を引き、それに加えて今回の遺書による「年上に憧れ」がさらにクリーンヒットし、バチェラーの恋心は昇天したのでしょう。南無。

■知らぬが仏。余計なことを想像させて仮想の敵を作らない

また、男性はプライドが強い傾向があるので、女性に対して自分が初めての経験をさせてあげたことに喜びを得ます。

行ったことのない場所に連れて行ってあげたり、背伸びしたステキなレストランでご馳走してあげたりして「こんなの初めて!」と感動してもらうことに喜びを感じるのです。

もちろんある程度の年齢になれば、女性も大抵のことは経験している事実を男性はわかっています。しかし、経験があったとしてもそれを知らなければ、気持ちの上でまっさらなお付き合いができます。

ですが、昔の男がちらつくと、いろんなことがまざまざと想像できて萎えてしまうのです。

田尻さんにサプライズローズを渡し、残された薔薇はたった4本。落とす人を事前にめどをつけなければいけない中で、すでに乗馬のグループデートの前に濱崎さんを落とすことはある程度決めていたのでは? という印象も受ける、遺書を読み上げる中のバチェラーの喪に服すような真顔。

彼女の告白を聞きながら、その決断を確かなものに変えていたのでしょう。

■過去の話は貸し金庫の奥底にしまって取り出すな!

「バチェラーの中身ではなく年上という要素が好きなのか?」という疑念と、お父さまの影を求める濱崎さんはバチェラーの望む“自立した女性”からかけ離れているのでは……ということを明らかにしてしまったこの手紙。

そして、友永さんはほかの女性への褒め言葉として「一緒にいてリラックスできる」「いろいろやってくれそう」などの言葉を使っていました。おそらく潜在的に“包容力のある女性”も求めているのかもしれません。

そうなると、父性を求める濱崎さんだと、逆の関係になってしまいます。かわいいし気に入っているけれど、結婚という面ではちがうと判断したのではないでしょうか。

おそらく、バチェラーが語った「今回の話を、なぜ以前の2ショットデートで語ってくれなかったのか。どれだけ先に大切なことを教えてくれるかを重視しているので落とした」という理由は建前で、前述したことが本当の理由のように思えました。

また、大学卒業後の仕事について濱崎さんから問われたときも、ふんわり答えたあとに「やりたいようにやってきた人生」と濁したバチェラー。

おそらく親の資産で好きなようにさせてもらっていた時期で、彼にとっては負い目に思っているところをガシガシ突っ込まれてしまったのも、プライドが傷つけられていそうでした。

教訓!!

とにかく男のプライドは傷つけない! 昔の男を匂わせて仮想の敵を作って自信を失わせない! もし聞かれてもふんわり濁せ!! 嘘でもいいからピュアであれ!!

過去の話はすぐ取り出せないよう、すべて貸し金庫の奥底にしまって秘密を守りきってください。これに尽きるエピソードでした。

■バチェラームツゴロウさん説、からの次回のバラの行方

しかし、今回のバチェラー3では「僕の友だちと女性がどうかかわるのか見てみたい!」と言って登場するのが犬や馬たち。彼は現代のムツゴロウさんなのでしょうか。

加えて、中川さんとの2ショットデートのお別れの瞬間、カクテルパーティのことを「また、カクテルローズで」とキメキメでまちがえてしまったお茶目なバチェラーの姿も。

そして、途中のインタビューで声がガッサガサになっていた金髪DJ中川さんの喉に何があったのでしょうか。

いくつかのツッコミどころもありつつ、バチェラーの中川さんへの心の声が漏れてしまったかのような「見れば見るほどかわいい」や、バチェラーへの気持ちに悩む岩間さんの姿とバチェラーの抱く不安についても動向が気になります。

そして「今日はもうバラ渡せない」という次回予告。次もまた大きなドラマがありそうですね。

(やまとなでし子)

TOPICS

ランキング

ジャンル