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様々な音楽・ファッションを堪能! “芸術の秋”を楽しむ映画

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様々な音楽・ファッションを堪能! “芸術の秋”を楽しむ映画

(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

秋と言えば“芸術の秋”。この季節が来ると、不思議といつもよりじっくりと音楽に触れてみたくなったり、とびきりお洒落をしたくなったりと、カルチャーへの関心がいっそう高まりますよね! 今回はそんな“芸術の秋”にぴったりの作品たちをピックアップ。音楽、ファッションなどそれぞれの分野における傑作ドラマから作り手に密着したドキュメンタリーまで、知的好奇心を刺激する映画たちを一挙ご紹介します!

【音楽がテーマの作品】

今こそ観たい、“あの頃”を感じさせる全世代共感型の音楽映画

昨今の音楽映画ブームに火をつけた大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』を始め、ミュージカルや伝記ものが後を絶たない音楽映画。ショーで人生の再起を賭けたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や、歌手になる夢への渇望と女優自身の半生が重なった『アリー/スター誕生』などが記憶に新しく、最近ではホラーとの異色の融合『アナと世界の終わり』まで、そのジャンルの幅は広がり続けている。

例えその音楽の歴史を知らなくても、全世代の心を掴むことができる音楽映画。前述したクイーンに見られるような懐かしの音楽ものも俄然トレンドで、『SING /シング』や『レディ・プレイヤー1』など、洋楽の懐メロヒット曲を多用した作品が続々と登場する中でも、やはり原点と呼びたい『グリース』や『フットルース』を始めとする音楽青春ものも観ておきたい。また、デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップら70年代のグラムロックのスターたちにオマージュを捧げた『ベルベット・ゴールドマイン』など、ロック黄金期と呼ばれる“あの頃”を切り取った音楽映画も今だからこそ観直したい。

<特にオススメ!>

映画『アナと世界の終わり

(ポニーキャニオンより10/23リリース)

映画『アナと世界の終わり』の見どころ
ゾンビ×ミュージカルの異色青春ホラー。ゾンビコメディで魅せつつも、POPソングやソウルフルなナンバーが全編を彩る。名作『ウエスト・サイド物語』や『雨に唄えば』などの名シーンのオマージュも登場し、往年のミュージカルファンの心をくすぐるポイントも見どころ。

【ファッションがテーマの作品】

華やかな世界を支える、苦悩を纏った作り手たちの情熱と葛藤を知る

雑誌編集者の華麗なる転身を描いた『プラダを着た悪魔』に登場する、鬼の編集長のモデルともなったアナ・ウィンター。「VOGUE」の名物編集長である彼女の姿を捉えた『ファッションが教えてくれること』は、『プラダ~』と対でオススメしたいドキュメンタリーだ。華やかな世界を映す一方で、『マックイーン:モードの反逆児』で垣間見えるような作り手の苦悩や葛藤を描くファッション映画は、そのドラマ(虚像)とリアル(実態)の摩擦こそが魅力で、時にぶつかり合う人間の姿に涙することも。

メットガラ ドレスをまとった美術館』ではファッションの祭典を支える人々の忍耐と努力を切り取り、『アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生』で見られる、“装うこと=生きること”を貫くNYの淑女たちの情熱的な姿には尊敬の念すら覚える。

また、人知れず惹かれ合う女性を描いた『キャロル』で、アカデミー賞常連のデザイナー、サンディ・パウエルが50年代の女性の立場を意識して表現した、控え目で上品な衣装が記憶に新しいように、社会を映す鏡=ファッションと意識して観てみるのも興味深い。

<特にオススメ!>

映画『マックイーン:モードの反逆児

(キノフィルムズ、木下グループ/ ハピネット・メディアマーケティングよりリリース中)

映画『マックイーン:モードの反逆児』の見どころ
労働者階級から10年で業界の頂点に上り詰め、40歳で自ら命を絶った孤高のデザイナー、アレキサンダー・マックイーンの生涯を描くドキュメンタリー。前衛的なデザインや独自の闇の世界を生んだきっかけとなった、彼の知られざる生い立ちと半生が赤裸々に綴られる。

 

 

いかがでしたか? こうして様々なカルチャーやその歴史的背景に触れてみると、音楽とファッションの世界にもっと興味が沸いて楽しくなりますよね。是非チェックしてみてください!

制作:キネマ旬報社

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