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おばあちゃんの知恵袋。ヘアドライヤーを掲げて道路脇に座る。速度探知機と勘違いしたドライバーがスピードを落とす。

カラパイア

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image credit: youtube

 通り慣れた道もしくは運転そのものに慣れてしまっていると、狭い道路でもスピードを緩めず走行するというドライバーも決して少なくはない。

 しかし、そのような気の緩みは事故を引き起こしやすくなるものだ。

 アメリカのモンタナ州で、ひとりの女性が住民や孫たちの安全のためにと、あるアイデアを思いついた。おばあちゃんの知恵袋ってやつかもしれない。

 道路脇に置いた椅子に腰かけ、ヘアドライヤーをレーダー探知機代わりにして走行中の車に向けててみたところ、これが意外にも効果があったようだ。

Woman uses hair dryer to stop speeders

“にわか交通警官”の姿がソーシャルメディアで拡散


 モンタナ州サウス・フィンリー・ポイントに暮らすパティー・バウムガルトさんは、フラットヘッド湖の南東岸に沿った道路を、多くの車がスピードを出して走行していることで、地域住民らが苦情を言い合っていることを知った。

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 歩道のない道で、スピードを緩めずに走る車の近くを歩くことはおろか、自転車で走ることは当然危険である。

 そこで、パティーさんは家族と相談し合い、道路脇に椅子を置いて、スピードを感知するレーダー探知機代わりに白いヘアドライヤーを手に持って、“にわか交通取り締まり警官”を装ってみた。

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 パティーさんの息子が椅子に座ってドライヤーを手に持つ母親の姿を写真撮影し、ソーシャルメディアに投稿すると、たちまち拡散。


 通常、レーダー探知機は四角く、ドライヤーとは似て非なるものだが、スピードを緩めなければならない場所でもそうせずに走行しているドライバーは、恐らく大半が道路脇に現れたパティーさんにギョッとするのだろう。

 映像を見ると、パティーさんの近くを通る際にスピードを緩める車もあり、効果はまずまずといったところのようだ。


ハイウェイ・パトロール警官がアイデアを称賛


 ソーシャルメディアで拡散したパティーさんの写真は、運よく本物のモンタナ州ハイウェイ・パトロールのノア・ペソーラ警官の目にも留まった。

かなり面白いと思いました。モンタナでは、スピードを出す車が問題になっているので、パティーさんのアイデアはさほど人々を動揺させることなく、かつ警告を促すクリエイティブなもので素晴らしいと思います。

 地域住民と自分の孫たちの安全のためにと一役買ってくれたパティーさんに、ペソーラ警官はキャンペーン・ハットとバッジを与え、公式ではないが、それに見えるかのような名誉賞を与え、称えた。


 ペソーラ警官とのツーショットに笑顔で応えるパティーさんは、「ドライバーが、スピードを緩めることを更に期待して、再びヘアドライヤーを持って監視する予定」と話している。

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image credit: youtube

 ちなみに、パティーさんの写真が拡散したツイッターでは、ユーザーらがこのようなツイートをしている。

・素晴らしいアイデアだ!

・椅子に座ってドライヤーを持つ人を、誰が警官に間違えるんだよ。
→・警官に見えるかどうかが問題じゃない。要は、ドライバーがこの女性を目に留めて、思わずスピードを緩めるってところにあるんじゃないか。女性は、スピードを出しているドライバーたちに警告を促しているだけだからね。

・女性を称えた警官、優しいね。

・すごくいいアイデアだと思うけど、飲酒運転するドライバーには気を付けた方がいい。女性が撥ねられる可能性もある。

・この女性に気がそがれて、ドライバーが事故を起こさなきゃいいけど。

・こんなところに座ってられると、走行の邪魔になることもあるし、迷惑なだけだ。

・いや、自分はこのアイデアはいろんな意味で優れていると思う。

References:krtv.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

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