たけしは「ガーンってぶつけて、3回ぐらいやったらガツっと(肩が)入って、痛いんだけど、テーピングして続けたよ」と平然と話していた。
1930年代の大阪を舞台に、極道からも恐れられた主人公の波乱の生き様を描いた映画『血と骨』。同作の初日舞台挨拶で、たけしは「殴ったり蹴ったり、まさかこんなひどい役とは(笑)。しかし撮影を進めていくうちに役者冥利に尽きると思いました」と力説していた。
オダギリは「この役ができて幸せです。重く、何か表現できないものを受け取ってしまったように感じます」と感慨深げに語っていた。
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たけしと鈴木京香の濡れ場や、たけしが蛆虫のわいた肉を食べる場面など、衝撃シーンも話題だった『血と骨』。まだ若かったオダギリに、多大な影響を与えたようだ。