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「山口組」銃撃事件で兵庫県警「ガサ入れ」現場写真が流出

SmartFLASH

兵庫県警本部(写真・西村尚己/アフロ)

 

「捜査している様子を撮られているのに、よく捜査員は何も言わなかったね。あんな動画が拡散されて驚きましたよ」

 

 そう話すのは都内在住のある暴力団関係者だ。

 

 8月21日、「六代目山口組」の中核組織「弘道会」の神戸事務所前で、車の運転席にいた50代の山口組系組員が、スクーターで近づいてきた男に銃撃を受けた。組員は少なくとも3発の銃弾を左腹や右腕、脚に受け、重体に陥った。

 

 

「流出動画」に映るのは、組事務所内での実況見分のため、兵庫県警の捜査員が、防犯カメラの映像をタブレットで撮影している様子。映像を見ながらメモを取る様子もあった。組関係者に撮られていても、まるで気にしていない。

 

「通常なら、捜査の様子を組員に撮影させることはないでしょう。弘道会と兵庫県警の関係が疑われます。県警の大失態です」(警視庁の現役刑事)

 

 2019年4月には、今回の現場から1km離れた商店街で、「神戸山口組」の二次団体の最高幹部が、六代目山口組系組員に刺される事件が起きている。別の警察関係者は、「今回はその報復ではないか」とみる。

 

 だがそれだけではなく、今回の銃撃は、三つ巴の分裂状態にある「六代目山口組」「神戸山口組」「任侠山口組」の抗争が “再燃する兆し” だという声も。

 

「銃撃は、『弘道会の事務所を神戸から追い出す』という狙いからだろう。住宅街で事件を起こせば、地元住民も黙ってはいない」(別の暴力団関係者)

 

 事件の背景には、恐喝罪で府中刑務所に服役中である六代目山口組のナンバー2・高山清司若頭(72、「高」の正しい表記は「はしご高」)の存在がある。暴力団に詳しいジャーナリストは、こう警告する。 

 

「現場の事務所裏の住宅には、高山若頭が住んでいた。弘道会の神戸での拠点を狙ったということは、高山若頭を狙ったことと同じ意味になる」

 

 六代目山口組・司忍組長の “懐ろ刀” として組織を引き締めてきた高山若頭は、10月にも出所予定。出所後は、分裂状態を終わらせるために動きだすのではないかとみられている。

 

「神戸山口組が、『我々は六代目山口組には戻らない』という意思表示をするために、銃撃に及んだ可能性がある」(前出・警察関係者)

 

 当の神戸山口組は、「犯人はわからない。身辺に気をつけて絶対ひとり歩きはしないように」と、組員に通達を出したという。“ガサ入れ動画” の流出が、不気味さに拍車をかける。

 

(週刊FLASH 2019年9月10日号)

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