アイドルなのに「戦士」?
浅川さん、イベント1位、おめでとうございます!
浅川琴音さん(以下、浅川) ありがとうございます。本当に、応援してくださる方が、めちゃめちゃ頑張ってくださったおかげです。
ラストクエスチョンというアイドル・グループに所属しているということですが、まずはラストクエスチョンについて教えて下さい
浅川 僕たちは、謎解きRPGアイドルと言いまして、リアル脱出ゲームを作っているSCRAPという会社の公式アイドルなんです。
「謎解きとRPG」というコンセプトがついている理由としては、アイドルというのは応援したり、成長をする姿を観ることを楽しむものなので、それを一番伝えられるコンセプトは何かと考えたときに、「RPGだな」という話になりました 。
RPGをコンセプトにしたグループの中で、浅川さんは「戦士」という役割なんですね。でも、見た目はあまり戦士っぽくないというか、可愛らしいですよね。アイドルということもありますし、どちらかというと「踊り子になりたい!」というのが女の子の本音なんじゃないかと思ったんですが……。
浅川 あー、なるほど。僕が、ゲームが大好きだからかもしれないです。RPGでは勇者が主人公になるんですけど、勇者が一番はじめに仲間にするのが戦士なんです。
それから、RPGをコンセプトにする前から、ライブ活動をしていたんですが、そのときも一番はじめに前へ出て行くから、「じゃあ切り込み隊長でいいんじゃないか」って。
前衛後衛という考えで言えば、前の方で戦いたいという感じです。
ひとりで目立ちたいというわけではなく「グループの中の役割として」ということですね。 ご自身のお話になったので、自己紹介をお願いします。キャッチフレーズがあればそれも教えてください。
浅川 僕たちは役職を言うのが決まり文句で……普通のアイドルさんは「赤担当」という風に、色の担当をおっしゃると思うんですが、僕たちは担当ではなく、役職として僧侶は「僧侶」戦士は「戦士」って言います。「担当」って言わないのが特徴かもしれないです 。
役職は誰かに移るということがないので……「赤担当は誰かに変わりました」ということはないんです。なので、完全に僕は戦士です 。
なるほど。役職はずっと固定なんですね。いまは4人で活動されていますが、たしか脱退された方がいましたね。
浅川 はい。魔法使いがジョブチェンジして一般企業に就職しました 。
ジョブチェンジ! (一同爆笑)
ここまでお話させていただいて、浅川さんは一人称が「僕」で、いわゆる「僕っ娘」ですよね。そこもかわいいなと思っていたんですが、それも含めて、ご自身のチャームポイントや性格について教えて下さい。

浅川 チャームポイントは自分ではわかっていなくって……写真とかもいろいろ加工の技術をあげています。どちらかというと、そっちの頑張りで「よーし、よし!」ってなっているので……。
性格は、完全にゲーム中心の生活なので「ゲーム好き」が性格ですね。ゲーム全般が好きです。オタクって言えるのは何かを追求している人だと思うんですけど、僕は全体的にゲームが好き。中でも「ドラゴンクエスト」が好きですね 。
ビデオゲームもリアル脱出ゲームも好き!
それで、イヤホンもスライムなんですね。
浅川 ええ、常にこいつが一緒です。ラストクエスチョンがRPGをコンセプトにしているので、ちょっと言いづらいんですけど、恋愛シュミレーションも大好きなんです。「ときめきメモリアル」が本当に好きで……。小学生の時にセガサターンで出ていて、やってましたね。同時進行でやっていたのが「グランディア」でした。これは、RPGのすべての要素が詰まったゲームなんです!
ゲーム中心の生活とのことですが、最近の生活の様子はどんな感じですか?
浅川 1月にワンマンライブが控えていて、さらに12月31日にアルバムが発売だったり、ボードゲームCDも出していたり……。
ラストクエスチョンのスケジュールはギチギチで、前日に予定が変わることがあるんです。僕は「大吟嬢」というユニットでお笑い芸人もやっているんですが、そのライブを間に入れています。
うちに帰ると、だいたい深夜の1時、2時なので、それからゲームをやっています。
なかなかハードですね! アイドルの方は、お仕事がないときはレッスンをしているイメージでしたが、レッスンをする時間もなさそうですね。
浅川 そうですね。合間合間にレッスンを入れて、さらにその合間にお笑いのライブを入れています。僕たちは「謎解き」の謎も自分たちで作ったりしているので、逆にレッスンの時間がどんどんなくなっている感じですね。
SCRAP社にコミットしているというか、広報さんのような活動でもありますよね。
浅川 そもそもみんなリアル脱出ゲームが好きなので、むしろそれが嬉しいですね。
浅川さんは、ゲームのどういうところがお好きですか?
浅川 リアル脱出ゲームは、物語を作るところが楽しいです。謎も作るんですが、まだまだ自分のレベルが足りなくて……。
「僕と勇者の最後の7日間」というリアル脱出ゲームには、村人のような、ゲームでいうCPUキャラクターを実際の人間が演じているんです。その会話や物語を作るのがすごく楽しかったです。
脚本の大本は、SCRAP社所属の脚本家の方が作るんですが、そこに「こうしたら楽しいんじゃないか、ああしたらどうか」って、スタッフたちみんなで考えていきます。「こうしたらRPGっぽいよね」と言って作りこんだものが、ゲームの面白さに繋がっていると思うんです。
CHEERZでしか、見せないもの
いろいろな活動を、楽しんでいらっしゃるのが印象的です。浅川さんのそんな姿を垣間見ることができるのがSNSですが、CHEERZはどんな風に使っていますか?
浅川 僕のことを応援してくれている人がCHEERZを観ている時間がだいたい深夜なので、23時過ぎとか24時前後に上げるようにしていますね。ときどき忘れそうになっちゃうんですが。
CHEERZを上げるときに気をつけていることもあります。取材で誰かに撮っていただいた写真だとか、ライブで観る僕ではないものを届けたいと思っています。アプリをダウンロードして僕を応援してくれたり、お気に入りにしてくれている人に、ここじゃなきゃ見れない写真があったら喜んでもらえるかなって思うんですよね。

後編へ続く・・・