踏まれても死なない。ゴキブリのような生命力と速度を兼ね備えた小型ロボットが開発される(米研究)

踏まれても死なない。ゴキブリのような生命力と速度を兼ね備えた小型ロボットが開発される(米研究)
こそこそしやがって!いや、カサカサしやがって!というべきか。アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが発表した小型ロボットは...
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 こそこそしやがって! いや、カサカサしやがって! というべきか。

 アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが発表した小型ロボットは、サイズ感や見た目がどこかで見たことある、そう、ゴキブリ感漂うやつだ。

 その正体はピリフッ化ビニリデンの薄っぺらいシートを弾性ポリマーでコーティングしたもの。ここにワイヤーを通じて周期的に電流を流してやると、カクカクっとボディが曲げ伸ばしを繰り返しカサカサっとはい回る。

 止まっている姿の印象は、ガムの包み紙みたいなのだが、体重をかけてギュって踏んづけてもへっちゃらなのだ。

ゴキブリの生命力と速度を備える


 ゴキブリに似ているのは、見た目だけではない。ちっちゃなボディだが、人間にぐいっと踏まれても壊れたりしない丈夫さも、ゴキズたちの生命力を彷彿とさせる。自重の100万倍の重さに耐えられるというのだから、ゴキ以上のしぶとさだ。

 さらにサイズあたりの速度という点でもゴキ感満載だ。1秒間でボディ20個分の距離をささっと移動できるそうだから、遠目で見たらもうゴキにしか見えないだろう。

 これほどまでのゴキへの強いこだわりが感じられるあたり、もしかしたら研究チームにゴキブリ好きな人がいるのかもしれない。

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image credit:UC Berkeley/youtube

被災者の救助などで活躍


 研究チームの一人、ウー・イーチャン氏によると、この速度と丈夫さは、災害時の人命救助などにはぴったりだそうだ。

 地震で倒壊した建物の瓦礫など、人間や犬などでは入り込めないようなところでも難なく捜索を行うことができる。当然だ、ゴキなのだから。

 この研究は『Science Robotics』に掲載された。
 
 ところで、こういった小型ロボットのニュースを見ると、将来はこんなやつらが身の回りにたくさん潜んでいて、監視されちゃうんじゃないかって心配になるのは自分だけじゃないと思うんだが、こいつに限っては大丈夫なんじゃないかって気がする。

 なぜって、ゴキほど存在感があるヤツってほかにいないからだ。視界の隅をスッと横切っただけでぎゃあっ! てなるくらいだから、隠密行動をしなくちゃいけないスパイには向いていないと思うんだ。

 以下が公開された動画だが、リアルゴキブリがきっちり入っているので閲覧注意でお願いしたい。ゴキブリへの強い愛着が感じられるかもしれない。


This robot has some eerie similarities to cockroaches
References:futurism/ written by hiroching / edited by parumo
更新日:2019年8月14日
提供元:カラパイア

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