イスラエルの月探査機が墜落。もしかしたら月にはあの生命体が住んでいるのかもしれない説

イスラエルの月探査機が墜落。もしかしたら月にはあの生命体が住んでいるのかもしれない説
ImagebyEraxion/iStock夢見がちな幼少時代、月にはウサギさんが住んでいると信じていた人もいたはずだ。だってほら、あそこがウサギさんの形してる...
iStock-490477430_e
Image by Eraxion/iStock

 夢見がちな幼少時代、月にはウサギさんが住んでいると信じていた人もいたはずだ。だってほら、あそこがウサギさんの形してるじゃない?などと月の影をウサギさんに見立てるロマンあふれるそんな時代が、私にもきっとあったはず?

 だが実際は、拡大すると愛らしい、あの生物が存在しているかもしれないというのだ。トップ画像でピーンと来たあなたたち、そう、その子たちなのよ。

イスラエルの月探査機が月に墜落


 現代の科学技術をもってしても宇宙のミッションはそうやすやすとは思い通りにならない。

 それが証拠に、イスラエルの月探査機「ベレシート」は4月11日、数時間にわたって通信が途絶。ついには行方不明になってしまったのだ。

 その瞬間を録画した映像はないが、現場の調査を進めたモニタリングチームは、ベレシートが月に墜落したと結論を出した――関係者にとっては、大変残念な結果だったろう。


Israeli spacecraft crash-lands on the moon

月探査機には乾燥状態のクマムシが数千匹格納されていた


 ベレシートにはルナー・ライブラリというDVDくらいの大きさのアーカイブが搭載されていた。これは人間のDNAサンプルなど、3000ページ分にも及ぶ地球と人類の記録を収めたものだった。

 そのライブラリを保護する樹脂レイヤーの中には、乾燥状態のクマムシが数千匹格納されていた。そう、乾燥・低温・高圧・真空・放射線など、どんな過酷な環境でも死ぬことがないあの最強生物だ。

 緩歩動物とも呼ばれるその生物は、0.05~1.2ミリほどの小さな体でありながら、尋常ではないほどの生命力の持ち主だ。

 マイナス200度の低温や149度の高温でも死なないし、宇宙の放射線や真空にさらされてもケロッとしているのだ。

 ついでに「乾眠」という無代謝の休眠状態になれば、とてつもない耐久力と持久力を発揮する。極限環境に耐えた末に、適切な水分さえあれば、10年の無代謝状態からでも復活することができるのだ。

iStock-859382636_e
Image by dottedhippo/iStock

クマムシが月の先住者になった可能性あり


 クマムシ先輩なら、ベレシートの墜落を生き残っていたとしてもおかしくはない。脱水状態にさせたクマムシは、水を与えると息を吹き返す。

 月面に墜落しても生き延び、何年もたってから水を得て動き出す可能性もあるという。

 人類は地球の生物として最初に月に降り立ったが、もしかしたら定住という点では先を越されてしまったのかもしれない。

 ちなみにベレシートとは「創世記」の意なのだそうだ。もし今回の一件で本当に月に生命が宿ったのだとしたら、まさに創世の出来事だったというわけだ。

 クマムシがどうなったのか? いずれ時が来れば明らかになるだろう。

 なおNASA惑星防衛局によれば、クマムシを月に送り込んだところで、国際法等のルールに抵触するようなことはないようだ。

 ただし火星の場合は衛生や殺菌について厳格なルールが定められているのでダメっぽい。

References:bigthink / livescienceなど / written by hiroching / edited by parumo
更新日:2019年8月13日
提供元:カラパイア

Series シリーズ

Pick up ピックアップ

Ranking/人気の記事(動画)

人気キーワード

Category カテゴリー

ページトップへ 
「エンタメウィーク」は一週間をもっと楽しくするエンタメサイト 誰でも今流行りのエンタメ情報を楽しめる記事をご提供します
dmenu
HOME