地震!その直後、大きな愛犬を自分のベッドに運び込み一緒に恐怖を乗り越えようとした小さな少女(アメリカ)

地震!その直後、大きな愛犬を自分のベッドに運び込み一緒に恐怖を乗り越えようとした小さな少女(アメリカ)
imagecredit:KyleLeary/Facebook欧米の文化圏では、アジアのように子どもと添い寝する習慣はない。就寝時間が来たら、子どもは子ども部屋に寝かせ...
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image credit: Kyle Leary/Facebook

 欧米の文化圏では、アジアのように子どもと添い寝する習慣はない。就寝時間が来たら、子どもは子ども部屋に寝かせ、大人は自分たちの時間を過ごす。

 もちろん、文字通り放置しているわけではなくて、気を配り、時々子ども部屋の様子を見に行ったり、最近では監視カメラの動体検知も活用されている。

 さて、ある家の子ども部屋に設置された監視カメラに、とても可愛らしい映像が記録された。

 マグニチュード7の地震にすっかり怖くなってしまったアデリンちゃんは、すぐさま愛犬をベッドに運び込み、一緒に恐怖と戦い、守りあおうとしたのだ。

 その愛犬は、体重45kgもある大きなピットブルである。

大好きな犬と一緒に地震の恐怖を乗り越えようとした少女


 これは、アメリカ・アラスカ州、アンカレッジ近辺に住むカイル・リーリイさん宅の子ども部屋の映像である。

 ピットブルのフューリーは、普段はアデリンちゃんのベッドの下で寝ている。だけどこの日は、アデリンちゃんが地震の恐怖と不安を一緒に乗り切ろうとベッドの中に運び入れたのだ。


 動画には、アデリンちゃんが毛布を自分とフューリーとで分け合おうと奮闘する姿が映っている。

 父親のカイルさんによると、アデリンちゃんは大好きなフューリーに抱きつくことで、安心して眠ることができた、とのことだ。

 アデリンちゃんは赤ちゃんの時からフューリーと一緒に暮らしており、両者はいつも一緒で、とても仲がいいという。



大型犬と子どもを一緒にしておいて大丈夫?批判の声も


 しかし、この映像がフェイスブック上で公開されると、批判の声が上がった。

・ダメ。ベビーベッドは犬が寝るための場所じゃない。

・この映像は可愛いけど、大人の監督なしに大きな犬を小さい子ども一緒にしておいてはいけない。

・犬を赤ちゃんの側に放置したらだめじゃない。常識でわかるでしょう。

・大型犬が子どもの側にいる必要はないだろう。結局のところ動物なんだし、子どもを近くにおいて信用していいものじゃない。

・可愛いとはいえ、犬と子どもだけでこんなに近くに居させるべきじゃないわ。カメラがあろうとなかろうとね。

 これに対して、カイルさんはこうコメントしている。

 「大人の監督なしに、子どもを動物の側に居させてはいけないというのには同意する。しかし、フューリーには、100時間以上の訓練を施してきたのだ。そして私に言えることは、フューリーはただの動物ではない、家族である」

 「フューリーは、アデリンを守り、アデリンの必要を満たすことを、自分の役目だと心得ている」

pitbull1_pixabay

ピットブルは全て「危険」な犬なのだろうか?


 また別の人々は、ピットブルは果たして「可愛い」「無害」であるといえるのか、という点について議論していた。

 こちらの議論の中では、「そりゃ可愛いさ、子どもにかみつくまではね」という意見に対し、「ピットブルは子守犬として知られてきた、子ども好きの犬なんだ」という反論があった。

 ”DogsBite.org” というサイトでは、犬による咬傷事故についての統計を取っている。それによると、毎日1,000人程度のアメリカ人が犬にかまれて緊急の治療を必要とし、年間9,500人が入院している。

 2005年~2017年の13年間では、433人が犬にかまれて亡くなっている。そして、噛んだ犬の66%はピットブルであり、2位につけたロットワイヤーの10%を大きく引き離している。

 また、死者のうち48%は9歳以下の子どもだったそうだが、これは、子どもの体格が大人に比べて華奢であることを考えれば、さほど驚くにはあたらないだろう。

 とはいえ、統計は統計であって、個体差は表れない。

 例えば、統計上は男性の方が女性より身長が高い。しかし実際には、周りの男性たちよりも背の高い女性だって、別に珍しくはないのだ。

 カイルさんは「飼い主が愛情を持って育てれば、(ピットブルは)愛情しか示さない」と述べている。

pitbull2_pixabay

 ピットブルと聞いただけで、条件反射的にすべてのピットブルが危険で獰猛だと言う人もいれば、犬は全て危ないという人もいる。
 
 逆に、きちんと訓練し、しっかりしたしつけを行い、愛情をもって飼育をすればこれほど安心で信頼のおける動物はいないという人もいる。

 そもそもどんな犬を飼うにしても、きちんとしたしつけができないのであれば、様々なリスクを避けられない。特に大型犬に関してはリスクも大きいわけで、犬というよりも飼い主の責任が問われる問題となるだろう。

 もちろん個体差もあるので、この犬種はこうだと一概に言えない部分はあるが、犬を飼う権利はきちんと飼うという義務の上になりたっているということを理解した上で、家族に迎え入れるべきだろう。

References: Daily Mail / DogsBite.org など / written by K.Y.K. / edited by parumo
更新日:2019年6月23日
提供元:カラパイア

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