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「ポスト安倍」軒並み失速で、菅義偉ワンポイント首相も

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「菅さんは多忙でも、3回生以下の無派閥議員との会合を、欠かさず開いています。国会近くの店で、多くて3人程度を、直前に連絡して呼ぶ警戒ぶりです。番記者も捕捉できないときがあるそうで、完全に隠密行動ですよ。この集まりが、『事実上の菅派だ』という声が根強く、その数は30人以上とも」(自民党衆院議員)

 

 麻生派のパーティが開かれた5月14日、菅氏は別の場所にいた。2019年3月に自民党入りした元民進党の鷲尾英一郎衆院議員のパーティに、二階俊博幹事長とともに出席していた。

 

「二階氏が菅氏を、『ポスト安倍』候補に『十分耐えうる人材』と太鼓判を押し、党内力学にも変化が出ています」(政治部記者)

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 外交の表舞台に立つことはなかった菅氏。だが、5月12日まで訪米し、ペンス副大統領やポンペオ国務長官と続けて会談した。

 

「本来、ペンス氏のカウンターパートは、麻生(太郎)副総理。米側は、『ポスト安倍』候補とされる菅氏との関係を築いておきたいようだ」(外務省担当記者)

 

 異例の厚遇を受けた菅氏。「話題が米中貿易摩擦に及ぶと、ペンス氏に注文をつける一幕もあった」(同前)という。

 

 6年半続く安倍政権の屋台骨である菅氏。本当に首相に就く日は来るのだろうか。自民党関係者によれば、「安倍総理の『総裁四選』は、あながち荒唐無稽な話ではない」という。パーティを見れば、理由が透けて見える。

 

『挨拶をする石破氏』

 

 5月13日に開かれた石破派(水月会)のパーティ。「首相は、山口県連の関係者との会合を直前にセットして欠席した」(政治部記者)。ちなみに、参加者へのお土産は500円分のQUOカードだった。

 

「石破氏のパーティは、二階さんが顔を出したが、党幹部の姿もまばらで、依然党内に味方が少ない」(前出・自民党関係者)

 

『麻生副総理と安倍総理』

 

 5月14日、麻生派(志公会)のパーティ開始前の安倍総理と麻生副総理の「W総理」。

 

「麻生さんは、『安倍がやれたんだから俺も……』と、以前は首相再登板への意欲を隠さなかったが、3年くらい前から言わなくなった」(自民党幹部)

 

「『ポスト安倍』と目される河野太郎さんは、麻生派のパーティで端のほうにいるだけ。河野さんを変人呼ばわりし、警戒する人はまだ多い」(前出・自民党関係者)

 

『前列左から二階氏、古賀氏、岸田氏』

 

 5月15日、岸田文雄さん率いる宏池会のパーティには、総理が駆けつけ、「(岸田氏は)同期の桜」と挨拶した。

 

「求心力が下がっている岸田さんへの皮肉にしか聞こえない。古賀さんと麻生さんの不仲のせいで、『大宏池会構想』は頓挫したまま。派閥名誉会長の古賀誠さん(元幹事長)が大手を振って歩き、『誰が今のオーナーなんだかわからん』という声もある始末。

 

 安倍総理が2021年以降も続投すれば、G7の首脳で最長の在任期間となる。『外交の場で据わりがいい』なんて言う幹部もいる。菅さんは高齢だし、首相になっても『ワンポイント』の起用になるだろう」(前出・自民党関係者)

 

 かくして「ポスト安倍」は安倍晋三、あるいは、代打の男くらいしか永田町にはいないのである。

 

(週刊FLASH 2019年6月4日号)

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