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『「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」inコンサート』、ゲストヴァイオリニスト、サンディ・キャメロンから見た公演の魅力とは

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2019年5月25日(土) 26日(日)東京国際フォーラム ホールAにて、『「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」in コンサート』が行われる。本公演は、「ナイトメアー ・ビフォア・クリスマス」の映画全編をフルオーケストラで生演奏、キャラクターたちが歌う歌は、映画音楽を担当したダニー・エルフマンをはじめとする合計6名のシンガーにより、映像にシンクロして生歌唱されるという豪華なもの。

本コンサートは、ジョン・マウチェリ指揮のもと、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏、洗足フレッシュマン・シンガーズのコーラス、そして、ダニー・エルフマンらシンガー6名が出演する。そして、先日ゲスト出演することが決定した、気鋭のヴァイオリニスト、サンディ・キャメロンのインタビューが届いたので紹介する。

サンディは12歳でデビューして以来、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各地で活躍するヴァイオリニスト。2014年、2016年に東京で開催された『ティム・バートン&ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート』では映画「シザーハンズ」の主人公であるエドワードの衣装で超絶技巧のパフォーマンスを披露し、観客を圧倒させた実力派だ。

ーーコンサートの2部が始まる前に披露される「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス・メドレー」のアイデアはどこから生まれましたか?

プロデューサーの一人であるリチャード・クラフトから『「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」in コンサート』の企画について話を聞きました。彼はコンサートをより盛り上げるため、何か新しくユニークな演出ができないかと考えていたのです。私はそのために曲を書くことを提案し、ダニー・エルフマンのスコアの中からどのメロディを引用すべきかリチャードと話し合いました。そしてヴァイオリンのソロ曲を書き始めたのですが、ダニーはその曲を聴き、もっと”ダイナミック”にとアドバイスをくれました。それが私の書いた曲「Fantasy on Themes from Danny Elfman's The Nightmare Before Christmas」(ダニー・エルフマンの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の主題による幻想曲)に、映画に登場するハロウィンタウンの”スケルトン・バンド”が加わった理由です。

ーーあなたの観点からみて「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の音楽が特別な理由はなんでしょうか?

私は、音楽こそが映画のストーリーを伝えるものだと感じています。すべての素晴らしい音楽は物語を伝え、聴く人々の想像力を刺激すると信じていますが、特に「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の音楽はとても独特な方法で表現されていると思います。ダニー・エルフマンが曲、歌詞、オーケストラのアレンジを映画の始まりから終わりまで書いていて、すべてがダイナミックにかつシームレスに流れます。歌詞と曲が影響し合い成り立っていて、映画を見ずに音楽だけを聴いても、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の物語を理解できるのではと思います。


『ティム・バートン&ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート』より



ーーダニー・エルフマンの音楽のどんなところが好きですか?

私はダニーの音楽が大好きです。多くの人が”エルフマン・サウンド”として特徴的なサウンドの虜になりますが、私がダニーの音楽が特に好きな理由はその幅広い表現力です。彼は感覚的にどのようにメロディーを綴ったら特定の感情を刺激することができるか知っているのです。また音楽のスタイル的にもとても多様です。彼の手がけた様々な映画や舞台音楽のスコアを聴くと、それらすべてはダニー独特の曲調でありながら、全く違うものなのです。それはとても美しく、驚くべきことだと思います。

ーー「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でお気に入りのキャラクターは?

ロック、ショック、バレルです。物語の悪者が3人の奇妙でいたずら好きな子供を子分としているのがとてもユニークでおもしろいと思います。彼らは”いい子”たちではありませんが、独特な純真さを持っていて、それが愛らしく魅力的です。

ーー「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」in コンサートでの衣装について、どんな意味を持っていますか?

この衣装を着ているとき、自分がジャックとサリーの娘になったように想像するのが好きです。ジャックのスーツのようにストライプが入っていて、サリーのドレスのようにパッチワークも付いているからです。でもこの衣装は私が”ハロウィンタウン”からやって来たかのように見えるよう作られていて、私がどのキャラクターに見えるかは観客の皆さん次第なのです。

ーー日本の皆さんへメッセージを

まずはお礼を言いたいです! この4年間、毎年東京で演奏できる機会に恵まれていて、毎回とても楽しい時間を過ごしています。私は韓国人とのハーフであることから、日本の食べ物や文化にはなじみがあるものと違うものがあって、その全部が大好きです!日本に毎年来れなくなったらとても悲しいと思います。何よりも、アーティストとして素晴らしい音楽を日本の皆さんと一緒に楽しめることにとても感謝しています。

Violin Overture by Sandy Cameron (Nightmare Before Christmas Live @ The Hollywood Bowl 10-31-2015)

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