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BIGMAMA 金井&東出に訊く、最新シングル「mummy mummy」が示す革新とビジョン

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黄金タッグふたたび。BIGMAMAとドラマ『賭ケグルイ』の相性の良さは、昨年の「Starawberry Feels」で証明済みだが、シリーズ第二作『賭ケグルイ season2』の主題歌になったニューシングル「mummy mummy」は、強烈なインパクトの点でさらに上を行く。バイオリンを擁するロックバンドの利を生かした、猛烈にラウドでファンキーなロック・チューンと、メロディックでロマンチックな旋律の融合、そして聞き手を挑発する大胆かつシニカルな歌詞。メジャー・レーベル2年目のBIGMAMAは何に挑み、どんな未来を見据えているのか。その現在位置について、金井政人(Vo/Gt)と東出真緒(Vn)に聞いてみよう。

――早速、ニューシングル「mummy mummy」について掘り下げて行きます。ファンの人は知ってることとして、BIGMAMAは基本セッションで曲を作っていくバンドで……。

金井:あ、でもね、ここから切り替わったんです。

――あれ、そうなんだ。

金井:それは前作『-11°C』でやり切ったところがあって、バイオリニストがいるロックバンドでこういうことをやる、という様式美みたいなものに、やっぱり価値があるんだなということを、あらためて自覚できるところがあったので。それまでやっていたことは、ライブハウス基準というか、5人がどう演奏してどうステージングするかを一番かっこよく見せることで、それを一番に考えて、ああいうものが出来たんですね。

――はい。なるほど。

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金井:で、それに対してもう少し……たとえば僕の聴くものは、バイオリンが入ってるロックバンドだけじゃないし、それだけを好きなわけでもない。BIGMAMAの楽曲をいろんなところで聴いてほしいという上で、自分でプレーしているものと、聴いてるもののギャップを、この先どういうふうに埋めていくのか?と思ったときに、「自分がリスナーであることも意識しよう」ということに、気持ちがシフトした瞬間があって。「クリエイティブをちょっと変えてみたら?」って、ディレクターにも言われたんですよ。だから今回はセッションで出来てるというよりは、デスク・ワーク主体というか、この作品ではそこの切り替えがありましたね。

――それって、大きなターニング・ポイントじゃないですか。

金井:元々、曲によってはそういうこともあったんですけどね。曲には温度や湿度があって、温度というのが曲に対しての熱量だとしたら、湿度というのはマニピュレーションだったり、シンセだったり、5人以外の音をどれぐらいコントロールするかというところで、その湿度の調整みたいなものが、この作品から変わったと思います。それが次の大きなビジョンに向けてのサウンド・メイキングになると思うんですけど、次はどういうバランスで楽しもうかという、大きな道の一歩目を踏み出せたかなと思います。

――それは具体的に言うと、どんな作業になるんだろう。

東出:まず、おのおのが自宅で作業するんですね。そうすると、今までスタジオに7、8時間こもっていたのが、一人で8時間使えれば、5人で40時間ぶんの時間を効率良く使えるので。金井、柿沼、リアドの3人が先に集まって土台を作って、データを上げてくれるんで、そのあとワン・コーラス作ってみて「ここを解決したら次に進もう」とか、全体の作業が速くなったというのが体感です。スタジオでやってると、いいなと思った発想も、すぐに伝えないと消えちゃったりするんですよ。2、3時間やってると「何だっけ?」ってなったりするんで。すぐに「こういうアイディアがあるよ」ってちゃんと伝えられる、そこが変わったと思います。

金井:それと、20代の頃からずっと5人でスタジオに閉じこもってきたけど、やっぱりそれって、嫌いになる瞬間があるんですね。センスの否定をしあわなきゃいけないとか。

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