ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』開幕!林翔太の仔犬感に松岡充「ヤバイ!長野博の上を行っている!」とメロメロ

ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』開幕!林翔太の仔犬感に松岡充「ヤバイ!長野博の上を行っている!」とメロメロ
2019年3月9日(土)から、東京・よみうり大手町ホールにて、ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』が初...


2019年3月9日(土)から、東京・よみうり大手町ホールにて、ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』が初日を迎えた。同日日中には芝居の一部が公開された。

ロンドンのソーホーを舞台となる現代版“ボーイズ”『シンデレラ』。日本初演となる本作はスキャンダルなどの問題を織り交ぜながらも「真実の愛」を爽やかに描いていく。『メリーポピンズ』の追加音楽を手掛けたジョージ・スタイルズとアンソニー・ドリューの名コンビが手掛け、日本語版の翻訳・訳詞を高橋亜子が、そして演出を元吉庸泰が務めている。

【あらすじ】
ロンドンの街、ソーホーで洗濯屋を経営するロビー(林翔太)は、店のオーナーである義姉妹にしばしばいじめられ、家賃を上げられて追い出されてしまう。
お金に困ったロビーは、経済界の大物・ベリンガム卿(大澄賢也)からお金の援助と求愛を受けるが、実はロビーには密かに本命の恋人がいた。お相手はロンドン市長選立候補者、ジェイムズ・プリンス(松岡充)。
ある日、ベリンガム卿は市長選資金集めのためのパーティーを企てる。そうとは知らず、高価な衣装やお金を贈られパーティーに招待されたロビー。気乗りしないまま、親友のヴェルクロ(豊原江理佳)やリキシャ屋のサイドサドル(マルシア)の応援で、夜中の12時に会場を抜け出す作戦を立て、パーティーへ出向くことに。しかしこのパーティーでロビーはジェイムズと鉢合わせてしまう! 二人の仲がばれ、ひとたび大スキャンダルとなり……!?




この日公開されたのは冒頭の場面。ストーリーテラーの役割も果たす西川大貴の鮮やかなタップダンスが開演のベルのように響く中、徐々にキャストたちが集まり、とびっきり明るく歌い出す。これから始まる物語に期待を持たせるようなオープニングだ。

ロビーを演じる林はこれまでにも様々な作品に出演してきたが、ここにきて歌唱力が一段と進化を見せていた。ソロでも聴かせ、また松岡や豊原とのデュエットでも見事に歌い上げる。ミュージカル作品で活躍する先輩も多いジャニーズの中で、林がこの作品をきっかけにその一角を担う日も近いのでは……と思わせる才能を感じさせていた。



そして松岡演じるジェイムズの選挙事務所。何かとセクハラまがいの言葉を息をするように吐くが選挙スタッフとしては(たぶん)優秀なウィリアム・ジョージ役の東山光明の存在が注目度抜群。東山がクセ者感をまき散らすことで、汚いやり方には手を出さないジェイムズの真摯な姿勢を際立たせていた。

そして大っぴらにはしてないロビーとジェイムズの恋人としての心の通い合いは実に微笑ましい。ほんの少しの時間、二人で過ごしている時の幸せいっぱいの笑顔が胸に残り、幸せを祈らずにはいられなかった。


公開稽古の後に行われた囲み会見では、主演の林翔太(ジャニーズJr.)、松岡充、マルシア、大澄賢也、そして演出の元吉庸泰が出席した。


(左から)元吉庸泰、マルシア、林翔太、松岡充、大澄賢也



初日を迎えたことについて林は「やっときたなという感じです。稽古の時からずっと皆で楽しみにしていたので、ファンの方以上に僕らも楽しみにしていたんじゃないか、と思うくらい」と笑顔を見せる。続けて「僕らの仲の良さが全面に出ていると思います」と傍にいる松岡やマルシア、大澄に目線を送ると皆笑顔で応えていた。林が演じるロビーという青年の役作りについては「とにかく心をピュアに、ロビーになりきってみようと心がけていた」と語る。恋人役の松岡のイメージについては「本当に王子さまみたいなんです。初めてお会いしたときから王子さまでした」と目を輝かせると、隣で松岡が「ここ、(記事で)大きく書いて欲しい~」とつぶやいていた。

そんな松岡は、林を見ながら「以前、『フォーエヴァー プラッド』(2013、2016年)という作品で林くんと同じ事務所の(V6の)長野博くんと共演した時、長野くんが仔犬にしか見えなかったんです。が、林翔太の仔犬感はさらにその上を行ってます。ヤバイです。僕が一番身近に見ていると思うんですが、なんだこの雨に濡れた仔犬感は!」と力説し笑いを誘う。松岡はさらに話を続け、林の目を見て「怒る事ってあるの?不機嫌になった時の顔を見た事がない」と聴くと「怒った事がないですね」と素で返す林。思わず「ならへん!?怒ることない?」と関西弁が飛び出す松岡。


大澄も林の事を「稽古の姿勢が紳士なんです。早く稽古場に着ていたり、取り組み方がまじめ」と褒めるので、松岡が「そう、まじめ。だからちょっと汚していこう」とニヤリ。大澄はさらに「リアルに(林の事が)好きなんですよ。役柄としてだけでなく『翔太、好き♪』という感じでやってます」と口にすると「僕も好きですよ」と林。すると松岡が「すぐハグするんですよ!僕だけかと思っていたのに!」とジェラシー全開で林をガードしていた。


「僕も混ぜて-」「ちょっと!邪魔しないで!」「キャー!」



マルシアは「一度だけ林くんに怒られた事があるんです。稽古場に入って『林くん、おはよう!』ってハグしようとしたら、触らないでって拒否する感じで……悲しかった(笑)」というと元吉も「そうだったねえ」と含み笑い。林は「いやいや、多分照れてたんだと思います」と弁明していた。そんなエピソードを振り返りつつもマルシアは「かわいいかわいい仔犬ちゃん」と林の事を表現、「演技も素晴らしいので毎日勉強させていただいています」と突然その場に正座をして頭を下げようとするマルシアに「止めてください!大先輩なんですから」と慌てる林にまた笑い声が起きていた。


イケメン演出家・元吉さんにハグ!



そんなやり取りを目にしながら元吉は「キャスト全員が役柄にピッタリ!何も指示しなくても皆勝手に役を作ってくるんです。賢也さんは稽古中のウォーミングアップの時からロビーへの愛が溢れているし!想いが零れていましたね。それをおもしろいなあと思いながら見ていました」と微笑んでいた。また、林については「言った事は必ず次には出来ているようになっているし、言わなくてもここはもう少しタイミングが……と思う箇所も次やるときは良くなっているんです」と絶賛。その言葉を聴いていた林は照れながらも「主役としての存在感を出したい。他の方々が存在感たっぷりなので負けないくらい出せるようになりたい」と気合いを入れていた。

ところが林がアップしている姿を見ないという松岡は「(楽屋に籠って)何をしているの?ずっと扉を閉めたままだよね?」と突っ込む。すると林は「何もしていないんです。ずーっと楽屋にあるモニターでステージと見ているんです。30分くらいずっと」と素直に答える林。「(それ以上言うのを)やめろ!イメージが崩れる!暗い!」とたまらず松岡が止め、「草食男子を超えて草やな。風になびくくらいしか動かない感じ(笑)」と楽屋での林の状態を想像していた。


『タイタニック』ではお世話になりました!な二人



この会見中、そして本番でも何度もあった林とのハグシーンについて話が及ぶと、松岡は「冗談じゃなく、ギュッとしたくなるんです。すごく爽やかで清潔感があるんです」と感想を口にし、さらに松岡が着ていたパーカーのフードで隠すようにしてキスをする場面については「もう、ぶっちゅーいきました!そこはさすが役者やなと思うんですが、(林が)ちゃんと(唇を)奪ってくるんですよ。ビックリするくらいベロン!ズルン!って(笑)。だからちょっと自粛して見えないようにやってますけどフードの中ではすごいことに!見せられないのが残念なくらい」と盛り上げ、「(本番では)何回かに1回はフードを取りますよ。林翔太のファンに対して『俺のだ』とアピールを……」と言うと横から元吉が「ダメです。ダメ(笑)」と何度も止めていた。


「こんなに汗かいて~」林さんを構いたくて仕方がない松岡さん(笑)



松岡は「この公演が終わった頃は別れが寂しくて、泣くと思います」と今から切ない顔を見せる。林も「稽古が終わって家に帰ると、寂しくなります。皆に会いたくて」と口にすると「(皆ではなく)俺やで!?ちょっと周りに気が多い!」と松岡がまたもやジェラシーを爆発させていた。

最後に林は「林翔太じゃなくてロビーとしてのピュアな部分だったり、歌で感情を出し、林翔太の殻を破れたら。観に来てくれた人たちが笑顔になって帰っていただけるような、また何かを感じて日常生活に変化が出たら僕らも演じた意味があると思います」と座長らしく締めていた。

物語の内容もさることながら、何より楽曲の美しさが心を掻き立てる。何度も観たくなる作品の一つとなりそうだ。

取材・文・撮影=こむらさき

(更新日:2019年3月13日)

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