認知症、脳卒中リスクも減らすコーヒーの健康効果

認知症、脳卒中リスクも減らすコーヒーの健康効果
●コーヒーは脳卒中のリスクを減らす?


 コーヒーには老化スピードを遅らせたり、リラックス効果があるといった話を以前にお伝えしましたが、実は様々な健康効果もあるそうで、ここ数年の国内での研究でも、脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血等)のリスク軽減に効果があるという結果があがっています。コーヒーや緑茶をよく飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中になるリスクが2割程度低いということです。

 調査では、コーヒーや緑茶をまったく飲まないグループに比べ、週1~2回以上飲むグループは脳梗塞のリスクが13~22パーセント低く、脳卒中全体では週3~6回以上飲むグループは11~20パーセント低かったそうです。その理由については、現在いくつかの方向から研究が進められているとのことです。

 脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりする病気です。厚生労働省の発表(平成27年)によると、この脳卒中を代表とする脳血管疾患は、がん(悪性新生物)、心疾患、肺炎に次ぐ第4位の死亡原因であり、また、寝たきりになる原因疾患では第1位となっています。この疾患に対して効果的ということは、私たちの生活の質を向上させる可能性が大いにあるといえるでしょう。

●認知症にも効果ありか?!

 また、WELQの記事では、イタリアのバーリ大学を中心とした研究グループによると、認知機能が正常で習慣的にコーヒーを飲む人は、コーヒーをほとんど、あるいは全く飲まない人に比べ、軽度の認知障害の発症率が低かったという結果もあがっているとのことです。

 この調査は、「65歳から84歳までの1445人」を対象に、「コーヒーを飲む習慣と軽度の認知障害発症について3年半の追跡調査を行い、解析をした」というもの。研究結果として、「コーヒーを飲まない人と比べた発症リスクは、1日1杯飲む人で約半分、1日1、2杯飲む人では約3分の1に減っていた。ただし、1日3杯以上飲む人は、飲まない人に比べて顕著なリスク低下は見られなかった」とある一方、「1日1杯飲む習慣だった人が、1日2杯以上に変えた場合、発症リスクは約1.8倍となっていた。また、1日1杯未満に変えた場合には、発症リスクが約2.2倍となっていた」ということです。

●食後、少し時間をおいてから飲む

 これらの調査結果から総合して考えると、コーヒーは一定量を習慣的に飲む場合、脳に対していい効果をもたらしているといえそうです。そうすると、コーヒーは認知症予防のひとつとしてとらえることもできそうです。

 また、コーヒーに含まれるカフェインは脳の迷走神経を刺激して、胃酸を分泌させる働きがあります。そうすると、食後の一杯という形で習慣化するといいのでは、とも思うかもしれません。しかし、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は鉄分と結合しやすく、鉄分の吸収が少し悪くなります。食後にコーヒーを飲む場合、食事でとった鉄分が失われてしまわないように少し時間をおいてから飲むようにしたほうがよさそうです。


<参考サイト>
・WELQ
https://welq.jp/8981

更新日:2016年11月15日
提供元:日刊ホントの話 for スゴ得

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