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TBS1月ドラマ、制作現場の「悪評/好評」地獄耳

SmartFLASH

高年齢層に受け入れられた高畑

 

 テレビドラマがリアルタイムで見られなくなっている現在、成功度を従来の「視聴率」だけで測ることは難しくなってきた。

 

 大手広告代理店では、各作品の「総制作費」と「視聴率」をもとに計算された「採算分岐点」から、コスパを換算し、さらに録画視聴の指標である「タイムシフト視聴率」などを加味して、ドラマの成否を判断している。

 

 

 本誌は、そうしたさまざまな指標のひとつで、ドラマ制作者たちのリアルな声が掲載されている極秘データを入手した。近年『半沢直樹』や『下町ロケット』など日曜劇場が話題の、TBSのドラマを紹介する。

 

 2019年1月期のTBSのドラマで、一番評価が高いのが、高畑充希が主演する『メゾン・ド・ポリス』(毎週金曜22時00分~)だ。同局は、過去にも「家族愛」を描いた警察ドラマを世に出してきており、お家芸といったところか。

 

 広告代理店が事前におこなったアンケートで、「視聴する」との意見が、高年齢層に多かったのもこのドラマの特徴。第8話を終えての平均視聴率は10.44%と二桁で、若手の高畑が、高年齢視聴者を相手に健闘しているといえる。

 

●メインキャスト:
 高畑充希、西島秀俊、野口五郎ほか

 

●現場の声:
「野口五郎さんがガンの治療をおこなわれたことが、結果として宣伝につながっていたかもしれません」
「高畑さんは、キャスト・スタッフ問わず、誰からも愛されていますね」
「共演者は年上が多いのですが、高畑さんは付き合いが上手いですね」

 続いてTBSドラマの第2位は、深田恭子が主演する『初めて恋した日に読む話』(毎週火曜22時00分~)だ。深田以外は、ギャラが「お手頃」なキャストで構成されたドラマ。

 

 第8話まで放送を終えて、平均視聴率は8.33%と、採算分岐を加味すれば、まずまず。深キョンがひとりで背負って、この数字まで持ちこたえているところはさすがの一言。

 

●メインキャスト:
 深田恭子、永山絢斗ほか

 

●現場の声:
「私たちこのドラマのスタッフは良くも悪くも深キョンと心中です!」

 一方、失敗判定のドラマもある。その筆頭が、近年TBSが一番注力している日曜劇場の枠で期待が高かった、常盤貴子主演の『グッドワイフ』(毎週日曜21時00分~)だ。

 

 前クールの『下町ロケット』も、「莫大な制作費のわりには突き抜けない」と言われていたプレッシャーもあった。第8話を終えて平均視聴率は9.58%。

 

 数字としては悪くないが、投下している制作費を考えると、平均で二桁落ちは厳しい。「この枠では常盤が視聴者には受け入れられず数字は厳しいのでは?」と事前予測もされていたが……。

 

●メインキャスト:
 常盤貴子、小泉孝太郎、水原希子、唐沢寿明ほか

 

●現場の声:
「常盤さんはドラマに入るまでに、相当なダイエットをされたそうです」
「唐沢さんのギャグが、現場で空回りしています(笑)」

 失敗ドラマの第2位は、本田翼が主演する『ゆうべはお楽しみでしたね』(2月13日に放送終了、MBSが毎週日曜24時50分~、TBSは毎週火曜25時28分~)だ。

 

 漫画原作で、「ドラゴンクエスト」ともコラボした、MBS制作のドラマ。全話通して平均視聴率は1.37%だった。超深夜枠にオタクっぽい内容のドラマということで、数字は期待されていなかったが、それにしても……というのが業界評価。

 

 主演の本田翼は、これまでのドラマ出演の際は、「台本を覚えてきていない」「態度がなってない」など現場での悪評ぶりが散々だったが、このドラマに関しては批判は聞こえてこない。

 

●メインキャスト:
 本田翼、岡山天音、筧美和子ほか

 

●現場の声:
「本田さんは、ちゃんと台本を読んできています。ただし、漢字の読みが苦手みたいで(笑)」

 ドラマ制作の現場は、スタッフのさまざまな思いが交錯しているのだ。

 

※数字は3月4日現在のもの

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