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【英国人の視点】札幌チャナティップは「タイのメッシ」でなく、もう1人のイニエスタ。Jリーグが進めるべき補強策

フットボールチャンネル

タイのメッシではなく、もう1人のイニエスタ

 昨季、Jリーグベストイレブンにコンサドーレ札幌のMFチャナティップ・ソングラシンが名を連ねた。タイ出身のチャナティップの活躍は、他クラブにもタイ人選手が増え始めるなど選手補強にも変化を与えるインパクトを持っていた。今後、東南アジアはJリーグの大きな戦力となるだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)

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 チャナティップ・ソングラシンは、母国タイでは「メッシ・ジェイ」の愛称で知られている。アルゼンチンのスーパースターにプレースタイルが似ていることによるものだ。

 この小柄なプレーメーカーが、2017シーズンの半ばにJリーグにやって来て以来、大きなインパクトを残してきたことは間違いない。その敏捷な足とディフェンスを切り裂くパスでファンを増やしていき、北海コンサドーレ札幌の上位進出に貢献。あと一歩でACL出場にも手が届くところだった。

 だが彼のチームを率いるミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、先日行われたJリーグのキックオフカンファレンスにおいてチャナティップについての質問を受けると、メッシではなくバルセロナの別のレジェンド選手との比較を口にしていた。

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「私としては、Jリーグには二人のイニエスタがいると思う」。特徴的なまばたきを見せながら彼はそう話してくれた。

「一人目はもちろんイニエスタだが、二人目はチャナだ。彼には同じような存在感があると私は思っている」

 ある種の饒舌なタイプとして知られるペトロヴィッチ監督だが、それにしても彼が背番号18についての称賛の言葉を次々と発していたことは、彼がこのタイのスター選手をどれほど評価しているかをよく表していた。

小さな体をアドバンテージに変える力

「これから彼はさらに良い選手になるはずだ」。過去最高順位となるコンサドーレの4位フィニッシュを助け、昨年のJリーグベストイレブンにも選出されたチャナティップが、大きく高まった期待に苦しむと思うかと尋ねられると61歳の指揮官はそう答えた。

「イニエスタと同じようなプレーができると思う。もし彼がバルセロナにいたとすれば、おそらくイニエスタがあそこで活躍しながら決めていたよりも多くのゴールを決めることができるかもしれない。得点への嗅覚はおそらくイニエスタよりも強いと思う」

「チャナティップの体は小さく、様々な面で不利だと思われるかもしれない。だが彼はそれをアドバンテージに変えることができるような選手だ。軽快かつ敏捷で、ボール扱いの力も、素晴らしいスピードも、インテリジェンスも、ドリブル能力もある。そういった面でハンデをアドバンテージに変えることができる。それが彼の長所だ」

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