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肌の明るさで出世が決まる!?カップルで実践したいスキンケア

ごきげん手帖

今は男性もスキンケアをする時代。顔の肌をキレイに明るく保つことは美容目的に限らず、ビジネスにおいても重要なことのようです。
パートナーと一緒にスキンケアを始めて「仕事ができるカップル」になってみませんか? 

そこで顔の肌の印象がビジネスに与える影響やスキンケアのポイントなどを国際イメージ・コンサルタントの日野江都子先生に伺いました。

肌の明るさで出世するかどうかが決まる!?

資生堂グローバルイノベーションセンターが実施した調査では、男性の肌の明るさは“見た目”の印象に影響すること、そしてビジネスの現場でも肌が暗いほど疲れて見え、信頼度が下がるという結果が出ました。

実際、ビジネスの場で肌の明るさがもたらす影響はどのくらいあるのでしょうか? 日野先生は次のように話します。

「世界的に、成功者の肌に共通するのは、キメの細かさや滑らかさから生まれる『艶』と血色のよさを表す『紅』です。顔が明るく見えるのは、ビジネスシーンで好印象につながります。
私が企業のトップ・エグゼクティブの方にアドバイスを差し上げるときも、『肌のコンディションが良く、表情も良く、“晴れやかな顔”に見えること』が印象をマネジメントする上での大前提であると常にお伝えしています」

世界の成功者は、肌にも特徴があったとは驚きですね。

肌のくすみはビジネスシーンでの見た目印象でワースト1!

では、肌のお疲れ感やくすみは、ビジネスシーンでの見た目印象において、やはりマイナスが大きいのでしょうか?

「ビジネスシーンにおける外見印象で年齢を問わず重要なのは『清潔感』。肌がくすんで見えることによるネガティブな印象は、ワースト1位といってもよいでしょう。
接する相手に健康状態の不安を感じさせてしまったり、暗い表情に見えることから大きな精神的な問題を抱えているのではないか、など余計な想像もさせてしまったりします。何より、自己管理ができない雑な人という判断を下されてしまうでしょう」

男性であっても、肌はビジネスにおいて重要なのですね。

肌の「明るさ」とは「白さ」のことではない!

肌の明るさと聞くと、「肌は白いほうがいいのね」と思ってしまいがちですが、実は異なるのだそうです。

「ここで言う顔の『明るさ』とは『白さ』ではないということに注意してください。顔の明るさというと、『明るさ』=『白さ』と受け取りがちですが、そうした明度ベクトルではなく、彩度ベクトルでの肌の『ブライトさ(鮮やかさ・透明感)』、『くすみのない様(さま)』のことを指しています。

また、彩度ベクトルでの『鮮やかさ・透明感』の度合いは、色という二次元での説明だけでなく、質感(キメ・滑らかさ)という三次元(立体)の状態レベルによるところが非常に大きいです。
キメの整った透明感のある肌から透けて見える綺麗な『血色』が合わさり、鮮やかで『明るい肌』と判断されるのです」

肌トーンの均一さもカギに!

日野先生によると、肌トーンの均一さもカギだといいます。

「顔は全体的に明るくとも、目の下のクマ、口元の影など、部分的に暗さが見えることにより、顔の中にまだらに影がある、均一に見えない=整然とした印象から遠のく、不健康さを感じさせることもあります。
艶やかで血色の良い肌は、日常的な自己管理ができている人の証。食事による内側からのケア、スキンケアをはじめとした外側からの適切なケアができている肌ということです。
自分のケア、つまり自己管理ができる人は、丁寧な行動ができる『思考も体も健康な人』と人は判断します」

男女で目指す方向性は同じ?

また、先の資生堂グローバルイノベーションセンターの調査では、女性の6割がパートナー(夫・彼氏)にスキンケアを推奨していることも分かりました。

パートナーと共にスキンケアをしていけば、互いのビジネスシーンでの印象が向上し、仕事ができるカップルになることができそうです。

でも、男女のスキンケアの方向性は、同じと考えていいのでしょうか? 日野先生に男女の違いを教えていただきました。

「男女ともに基本的に目指す方向は、ツヤと血色の良い健康的な肌です。先ほどもお伝えした通り、『明るさ』とは白さではなく、鮮やかさ・透明感のこと。肌の色の白さ、濃さは関係なく、すっきりした『くすみのない肌』です。
肌の鮮やかさは、もともとの肌の白さ・濃さを問わず、その人のクオリティを格段に上げるといえます」

パートナーへの具体的なアドバイス方法

では、女性はパートナーである男性にどのようなアドバイスをすると良いのでしょうか。日野先生に、スキンケアに関する具体的なアドバイス方法を教えていただきました。

肌は体の一部・体作り・自己管理と表現する

「『肌は体の一部、そしてその人のコンディションを一目で判断できる目安』と意識してもらいましょう。『男は見た目じゃない』『ファッションやビューティなんて…』と思う男性もまだ少なくありません。そしてスキンケアというと、なんとなく気恥ずかしく感じる人もいるでしょう。でも『体作り・自己管理』と表現すれば、ビジネスシーンに身を置く男性に響きます。

ビジネスシーンで生の肌が見えるのは顔と手のみ。相手と会って最初に見るのは顔。人間は言語情報よりも視覚情報を信じる生き物です。『元気です』と口で言っても、肌がそうでないことを物語っていたら、相手はその目で見たことのほうを信じます。視覚情報は何よりも雄弁なのです」

使いやすく心地よいスキンケア用品を置いておく

「まずは『これ、いいらしいよ』と使いやすい商品を勧めてあげるといいですね。男性が自宅でスキンケアを自然に取り入れることができるように、簡単に使える商品を用意して手近なところに置いておく、そして使うきっかけを作ってあげるといいでしょう。スキンケアが、シャワーやお風呂に入るように心地よいことを体感させるのが一番。朝から気分がシャキッとして、帰宅した後の仕事の疲れもスッキリ取れる。これを継続するうちに肌のコンディションは必ず良い状態になってきます」

「一緒に試す・褒める」で習慣化させる

「勧めても、最初は使うのを忘れるでしょうから、『もうやった?今日もやってみようよ』と、強制するのではなく一緒に試す。そして、肌に見えてきた効果を“具体的に褒めてあげる”。これが習慣として取り入れさせる方法であり、女性側がサポートしてあげる賢い方法、そしてパートナーとのコミュニケーションにもなる方法です。ちなみにむやみやたらと褒めるのはNGなので注意してくださいね。
習慣化されれば、見た目の印象は確実に向上し、パートナー自身、スキンケア効果と仕事における評価の関係を実感するはず。それに、毎日自分の顔を目で見て、手で触れることで、自らの体調変化の把握ができるとわかり、さらに上手に自分を管理できるようになるでしょう」


いかがでしたか? ビジネスにおける「顔の明るさ」は思いのほか重要であることが分かりました。そしてそれは、男女共通していえることのようです。
パートナーと一緒にスキンケアを始めて、仕事ができるカップルを目指しましょう!

【取材協力】
日野江都子 (ひの・えつこ)先生
Real Cosmopolitan Inc. (株式会社リアル コスモポリタン) CEO, 国際イメージコンサルタント, コーポレート・ブランディング・プロデューサー
東京生まれ、ニューヨーク在住。武蔵野美術大学卒業後、パーソンズ美術大学(米国・NY)に留学、「ファッション&イメージコンサルティング」コース修了、ディプロマを取得。フリーランスを経て2004年、ニューヨークで株式会社リアル コスモポリタンを設立、CEOに就任。ニューヨークと東京を拠点とし、国際イメージ・コンサルタントの第一人者として25年にわたり活躍。日欧米亜合わせ数千人の、国際的に活躍するトップ・エグゼクティブ、政界・財界人をはじめとしたハイプロファイリングクライアントのコンサルティングを手掛ける。AICI(国際イメージコンサルタント協会)ニューヨーク支部元ボードメンバー。スティービーアワード審査員。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社)ほか。

(ごきげん手帖編集部)

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