【これが現実】高齢ドライバーの4割が「高速道路の “逆走” は自分とは無関係」と思っていることが発覚 / 8割が「運転に自信あり」と回答
【これが現実】高齢ドライバーの4割が「高速道路の “逆走” は自分とは無関係」と思っていることが発覚 / 8割が「運転に自信あり」と回答
昨今、大きな社会問題になっている高齢者による車事故。アクセルとブレーキを間違えて店に突っ込んだというニュースを […]

昨今、大きな社会問題になっている高齢者による車事故。アクセルとブレーキを間違えて店に突っ込んだというニュースを、我々はこれまで何度見てきたか分からない。中でも特に多いのが高速道路の逆走だ。

その過半数(66%)が65歳以上のドライバーによるものだそうだが、NEXCO東日本はこの度、高齢ドライバー(65歳以上男女104名)と65歳以上のドライバーを親に持つ子ども世代(30~50代男女312名)を対象に、車の運転に関する意識調査を実施。その結果、衝撃的な事実が明らかになったためお伝えしたい。

・多発する高速での逆走

高速道路の逆走は、全国で年間200件以上も起きているそうだ。つまり2日に1回以上、どこかで誰かが逆走していることになる。そう考えると恐ろしいな……。その際、死亡事故となる割合は、高速で発生した事故全体と比べ約40倍にも跳ね上がるという。

逆走を起こしたドライバーの内、66%が65歳以上であり、45%が75歳以上とのことだ。自分はおろか相手をも死亡させる恐れがあると考えると、非常に重大な問題であるように思われる。ところが、この件に関する当の高齢ドライバーたちの認識は驚くべきものだった。

・4割が「自分とは無関係」

NEXCO東日本が調査した結果、なんと高齢ドライバーの41.4%が「高速道路の逆走は関係ない・興味がない」と答えたのである。これは先述した「逆走の66%は65歳以上によるもの」というデータを提示した上での回答だ。それにしては、あまりにも多いような気がするのだがどうだろう。

ハタチ前後で免許を取得したとして、それから数十年間乗り続けることになる車。自分の人生において、運転が当たり前になっているのは理解できる。しかし、いつまでも20~30歳の時と同じ感覚でいられるわけがない。衰えは必ずやってくるのだ。

・「運転に自信あり」が8割

調査結果を見る限り、高齢ドライバーは自分の老いに対してあまり自覚がないらしい。「車の運転に自信がありますか?」という問いに対し、76%が「自信あり」と回答しているのは驚いた。男性ドライバーに限定すると、その数は80.7%にものぼる。

さらに年齢別で見てみると、「自信あり」と答えたのは66~69歳で73.5%、70~74歳で75.0%、75歳以上で79.4%となっている。そう、高齢になればなるほど「自信あり」の割合が増加しているのだ。

・「80歳まで運転したい」

また、65歳以上の高齢ドライバーに対し「免許を返納しても良いと思う年齢」を聞いたところ、その平均は約80歳だったという。もちろん高齢ドライバー全員が逆走事故を起こすわけではない。しかし、ここまでのデータを考えると、不安が残る結果と言わざるを得ないだろう。

・他人事ではない

自分の親が高齢になった時、車の運転をどうするか? これは子ども世代にとっても切実な問題だ。免許返納について、家族でじっくり話し合っていく必要がある。逆走事故はもはや他人事ではないのだ。

参照元:NEXCO東日本
執筆:あひるねこ

(更新日:2019年2月8日)

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