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妻夫木聡主演×大友啓史監督で『宝島』実写映画化 共演に広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太

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(上段)妻夫木聡、(下段左から)広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太 ©2025「宝島」製作委員会

 妻夫木聡が主演を務め、大友啓史が監督を務める映画『宝島』が2025年に劇場公開されることが決定した。

参考:日向亘20歳の誕生日を妻夫木聡&佐藤浩市がお祝い 「夢かどうかも怪しい。。」

 戦後沖縄を舞台にした真藤順丈による同名小説を映像化する本作。7年間という期間をかけ、「この小説で世界を変えるつもりで書いた」と語る真藤が執筆した原作は、第160回直木賞に審査委員から満場一致で選ばれ、さらに第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞した。

 沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える、“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。その中心にいるのは、いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼なじみのオン、グスク、ヤマコ、レイ。その中でも、英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオンだった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは「予定外の戦果」を手に入れ、突然消息を絶つ。残された3人はやがて、警察官、小学校の先生、ヤクザになり、それぞれの想いを胸に、憧れの存在オンの失踪の謎を追う。

 監督を務めるのは、『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』の大友。NHKに在籍中、連続テレビ小説『ちゅらさん』で沖縄を撮影したこともある大友監督は、「時代はいつしか平成から令和に変わったけれど、それでも私たちが記憶の底で、遺伝子の隅々まで忘れてはいけない物語が確実に存在する。戦後の沖縄を舞台に描かれる『宝島』は、まさにそんな類の物語だ。蛮勇にも近いこの冒険に集まってくれた俳優・スタッフたちと力を合わせ、多くの人に希望と勇気を感じていただけるような、そんな作品を粘り強く作りあげたい」と覚悟を語った。

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 主演を妻夫木が務め、共演に広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太が集結。混沌とした時代を駆け抜けた“戦果アギヤー”に扮する。

 妻夫木が演じるのは、警察官になり、英雄オンの痕跡を追う親友グスク役。本作の主演を務めるにあたり、「再びコザを舞台にしたこの作品でグスクを演じることに運命を感じています。沖縄には、未だ続いている問題がたくさんあります。みんなの言葉にならない声を芝居に変えて伝えていくことが、この作品に導かれた僕の使命だと思っています。映画という枠を超えて一つになれる、この映画にはその力があると信じています。最後まで覚悟を持ってみんなで突き進んで行きたいと思います」と熱い想いを込める。

 小学校の教師になり、恋人オンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ役には広瀬が決定。大きな喪失感を抱えながらも、人に愛情を与え逞しく生きる役どころに「監督が『この作品では太陽でいてほしい』と仰ってくださったのがストレートに自分に届き、ヤマコはみんなの希望になっていいんだと、全力で演じたいと思いました。エネルギーを吸い取られるほどのチームの熱量は、映画にそのまま映るような気がしていて、私自身も既に完成が楽しみです」と決意と期待を覗かせた。

 窪田が演じるのは、消えた兄の影を追い求め、ヤクザになる弟レイ役。2012年公開の『るろうに剣心』以来12年ぶりとなる大友組に「情熱の絶えない大友監督が描く『宝島』は、どんな情景、感情の色彩をしているのか、現地で体感できることが楽しみです。共演者も熟練された実力者の方ばかりなので氣を引き締め精進し、現場で生まれる芝居、その変容を楽しみながら、『宝島』の一部になれたらと思っています」と意気込みを語る。

 そして、島中が憧れ慕う英雄オン役には永山がキャスティングされ、「妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、という絶対的に信頼できる役者さんと共に、戦後の沖縄で、彼らが未来をしっかりと見据えて力強く生きた証を作品の中で残せるよう、身も心も大友組に捧げたいと思いました」と決意を語った。

 ハリウッドに拠点を置くLUKA Productions Internationalも製作に参加している本作。企画プロデューサーの五十嵐真志は「素晴らしい原作に出会い、大友監督と一緒に是非映画化したいと、時間をかけて準備をしてきました。当時アメリカの統治下だった戦後の沖縄を描く、スケールの大きな作品のため、アメリカとの共同製作という体勢で臨みます」と海外展開も視野に語る。

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