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スタジオジブリにカンヌで名誉パルムドール授与!宮崎駿監督もビデオで登場【第77回カンヌ国際映画祭】

シネマトゥデイ

名誉パルムドールのトロフィーを受け取った宮崎吾朗監督 – Pascal Le Segretain / Getty Images

 現地時間20日、第77回カンヌ国際映画祭でスタジオジブリに対する名誉パルムドール授与式が行われた。三鷹の森ジブリ美術館とジブリパークも含むジブリ全体を代表して宮崎吾朗監督が登壇したほか、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーからのビデオメッセージも上映された。

 名誉パルムドールは映画界における長年の功績をたたえるもので、個人ではなく集団に対して授与されるのは今回が初となる。熱烈なスタンディングオベーションで迎えられた吾朗監督は「創業者である高畑勲、宮崎駿、鈴木敏夫の3人の功績は疑いようもありませんが、これだけたくさんの仕事をやってこられたのは、たくさんのスタッフの献身あってのことだと思います。今日わたしは、そのスタッフたちに感謝するとともに、彼らと喜びを分かち合いたいと思います」とスピーチ。

 「それと同時に、今のジブリがあるのは、世界中たくさんの人たちがジブリを支えてくれたからこそ。世界中のファンたちがジブリを愛してくれたからこその賞だと思います。本当に今回はありがとうございました」と世界のファンへの感謝も述べると、一層大きな拍手が贈られた。

漫才のような二人のやり取りに会場が沸いた

 ビデオメッセージは、鈴木プロデューサーが駿監督に今回の名誉パルムドールと授与式の概要を説明する形で進行。「はい、はい、はい」とひたすら話を聞いていた駿監督はメッセージを求められると、「よくわかっておりませんが、ありがとうございます」と頭を下げ、劇場はどっと沸いた。

 また、授与式では宮崎駿が監督・脚本を務めた『めいとこねこバス』『やどさがし』『パン種とタマゴ姫』『毛虫のボロ』という4作の短編アニメーション映画の上映も行われた。通常はジブリ美術館とジブリパークのみで上映されている作品で、海外での上映は極めて貴重だ。前日に合同取材に応じた吾朗監督は、「宮崎駿らしさが全面に出ているものを選びました。『めいとこねこバス』は本当にサービスですけど、それ以外はセリフがない作品なんです。字幕なしで観られるからちょうどいいんじゃないかなと思って」と4作の選出理由を明かしていた。上映中はしばしば笑いが起き、観客はジブリの世界にどっぷり浸っていたようだった。(編集部・市川遥)

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第77回カンヌ国際映画祭は現地時間5月25日まで開催

 
   

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