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『美しく枯れる。』著者:玉袋筋太郎~話題の1冊☆著者インタビュー

週刊実話WEB

『美しく枯れる。』玉袋筋太郎 

『美しく枯れる。』KADOKAWA/1600円

玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう)
1967年、東京生まれ新宿育ち。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年に水道橋博士とお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。一般社団法人『全日本スナック連盟』を立ち上げ、自ら会長を務める。

――オフィス北野がなくなり現在はフリーになりました。たけしさんから何か言葉はありましたか?

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玉袋 事務所を辞めるとき、殿にあいさつに行ったら「漫才やれば」と言われたんだよ。でも今は相棒の水道橋博士とも離れちゃって独りになっちゃった。会社を離れると繋がりがなくなっちゃうな。博士が2022年に参院選に出馬したのも、後から知ったくらいだからね。

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――私生活では、ある朝起きたら奥さんがいなくなっていたとか。一体なにがあったのでしょうか?

玉袋 朝起きたらかみさんの姿が消えていて、めちゃくちゃショックだったよ。理由は色々あるけど、要するにオレが好き勝手やってきたことで、かみさんの堪忍袋の緒が切れちゃったというわけ。自業自得と言うしかないよ。今は解放されて楽しい生活を送っているんじゃないかな。実はかみさんとの関係は完全に切れたわけじゃないんだよ。事務所の社長をしているので、近況のやり取りはするんだけど、LINEや電話はブロックされているから、オンラインのやり取りはできない。メモなどで往復書簡しているけど、そのうち伝書鳩や狼煙になっちゃうかもな(笑)。

人生100年時代を謳歌する後半戦の歩き方

――その一方で、ついに初孫が誕生したとか。生活や考え方に変化はありましたか?

玉袋 孫は本当に目に入れても痛くないほどかわいいよ。最近はやれ誕生日だ何だといっては息子夫婦の家に行っているよ。昔、大泉逸郎の『孫』って歌が流行ったよな。調べたらあの歌は1999年のヒット曲で、俺が32歳のときの歌なんだよ。当時はなんとも思わなかったけど、今のオレにしてみればこんな名曲はないね。iTunesに入れてヘビロテしてるよ(笑)。孫ができたことで、戦争で死んだおじいちゃんに思いを馳せるようになったよ。そうやって世代交代していくんだな。もうオレの時代じゃないよ。

――これからの人生、どんな「美しい枯れ方」を考えているのでしょうか?

玉袋 昔から銭湯が好きなんだけど、ある日入浴しているじいさんのキンタマ袋を見たんだよ。そのとき、なぜか無意識に屋久島の縄文杉と重ね合わせていたんだ。厳しく長い風雪に耐えてようやく完成した現在の姿。これこそ『美しい枯れ方』の手本だと唸るしかなかったね。オレはこの本で自分のことを包み隠さず書いた。降りかかる年齢リアリティショーだよ。読者の皆さんは「オレの人生の方がマシだったな」と笑ってほしい。これが玉袋の「人生実話」だと思ってください。

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