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「顔いじったの?」テレワークを利用して韓国で“顔面改造”した男性の悲劇

日刊SPA!

 女性にとって身近なものになりつつある「プチ整形」。美容整形大国である韓国へのツアーも増えており、関心が高まっています。また、最近では女性だけではなく、興味を示す男性も少なくありません。
 今回話を寄せてくれた男性も、イケメンになりたくてプチ整形に挑戦したそうですが、彼には悲劇が待ち構えていたそうです。

◆入社して人生初の恋愛を知る

「それまで、女性に興味がありませんでした。なぜなら、僕はゲームが大好きで、趣味で解説している実況などの動画配信チャンネルでも、そこそこの登録者がいましたから。しかし、ゲームプログラマーとして入社したこの会社で、初めて好きになった女性が現れました」

 少し照れながらそう語ってくれたのは、ゲーム開発会社に入社した吉富さん(仮名・23歳)。ゲーム実況チャンネルを通して、社内でも吉富さんのことを知っている人は多く、同期の中でも一目置かれる存在だったそうです。

 そんな吉富さんは同期の中にいた紅一点のNさん(23歳)に一目ぼれします。

「まるで、ゲームの世界にいるような美しい女性でした。リアルな世界でこんな恋愛感情を持った自分に正直驚きました」

◆思い切って告白するも玉砕

 イケメンという言葉からは程遠い容姿を持つ吉富さんでしたが、それでも彼の実力や知名度はそれなりで、Nさんも彼のことを知っていました。

「毎日、吉富さんのことで頭がいっぱいで、新しいゲームプロジェクトのミーティングに参加しても、目の前の彼女に意識が向き、ほとんど仕事にならない状態でした」

 そんな“Nさん沼”にはまってしまった吉富さん。我慢の限界を超え、仕事終わりのカフェで告白します。

「正直に『付き合ってください』と単刀直入に伝えました。いえ、それ以外のアプローチなんて僕にはできませんが、結果は散々でした。『吉富さんのゲーム実況はすごいけど、ごめんなさい、私、あなたの顔タイプじゃないの』と、あっさり言われたんです。しばらくの沈黙のあと、Nさんは『これ、私の推しの人』と言って、K-POPのイケメンアイドルの待ち受けを見せてくれました。完全に玉砕ですね」

◆玉砕しても…あきらめられない想い

 人生初の失恋を味わった吉富さん。ほどなくして、彼の部署はテレワーク体制の業務に移行しました。コロナ禍による導入の好結果が理由だそうです。

「あれから、鏡で自分の顔をよく見るようになりました。たしかに、目は一重だし、眉毛も髪形もダサいし……。Nさんが待ち受けにしていたK-POPアイドルが脳裏から離れません。だから見た目を改造することにしました」

 リアルに会えなくなり、彼女への気持ちは募る一方の吉富さん。幸い、リモート会議では顔出しの必要はなく、お互いが書いたソースコードを画面に映すだけなので、周囲に気づかれないよう秘密裏に“イケメン化改造計画”は始まりました。

「最初はいわゆるプチ整形だけにしようと考えていたのですが、どうしても生まれつき不細工だと感じていたこの団子鼻が嫌で、有休を利用して韓国まで出向きました。滞在中、どうしても欠席できない会議があったので、韓国からリモートで参加しました」

◆リベンジ、そして退職

 韓国での整形に加え、ヘアスタイルのイメチェンやジム通いなども行い、「見違えるほどカッコよくなった」と語る吉富さんは、リベンジするためにNさんを食事に誘いました。

「久しぶりだったので、Nさんは快くOKしてくれました。場所は、都内のホテルの最上階にあるフレンチです。その日のためにスーツも新調し、先に入店して彼女が来るのを待っていました。少し時間が経ってから、薄暗い店内をエスコートされ、彼女は私の目の前に腰掛けました」

 するとNさんは開口一番、「え? 顔いじったの? なんか変。前のほうが吉富くんらしかったよ」とズバリ。

「その後のことは、はっきりと覚えていません。何かを食べて、少しワインを飲んで、ホテルのロビーで『ありがとう。食事に誘ってくれて』と言われ、気づいたら家に帰っていました」

 告白どころか、彼女から酷評されてしまった吉富さん。その後は仕事にも手につかず、会社に出向く気力もなく、短い会社員生活にピリオドを打ったそうです。

<TEXT/ベルクちゃん>

―[すぐに辞めた新入社員]―



【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
 
   

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