top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

“0歳児保育”はかわいそう?シンママの現役グラドルの本音「保育園は天国だった」

日刊SPA!

 2023年7月末に未婚のまま出産し、シングルマザーとなったド底辺グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。
 今年の4月から「保育園」に通い出した息子氏だが、筆者の遺伝子が相当強いのか、かなりの寝坊助で登園時間の30分前まで寝ている。どうせ汚れて着替えて帰ってくるのだが、毎朝なにを着せるのか考えるのがとっても楽しい。

 さておき、巷では「0歳児から保育園に預ける=かわいそう」という声もあるのだが、今回は、筆者が実際に預けてみてどうなのか率直な心境をつづってみる。

◆「誰かに預けたくない」と考えていた

 筆者は出産前、子どもは欲しいけれど“私はそこまで子どもを可愛がれないタイプ”だと思っていた。洋服なんか最低限でいいし、お下がりだけでまかなえるならばそうしたい。最短で保育園に入れて、すぐに自分の生活を元に戻す! ……と考えていた。

 だが、生まれてきた息子氏には日に日に愛が深まっていく。「本当に私から生まれてきた? 可愛すぎない?」と本気で思っているので、かなりの親バカだと思う。

 生後3ヶ月で入れる保育園もあったが「もっと一緒にいたい」と、結局申し込むことをやめた。幸い、仕事のほとんどが自宅でも出来るし、親や友人たちが息子氏を見ていてくれるので、外で取材などがある際もそこまで問題はなかった。

 どうしても預かってくれる人が見つからない場合でも、編集さんが息子氏同伴のうえでも大丈夫なように配慮してくれたりもした。

 そして、いつの間にか「こんなに可愛い子を誰かに預けたくない。1歳までは頑張ろう!」そう考えるようになったのだ。

◆いろんな葛藤はあったけど…

 こんなことをいわれてしまうケースもある。

・0歳児から保育園に預ける=かわいそう
・幼稚園まで自宅で育てる=愛情をかけられている

 筆者としては、シンママだからといって、息子氏をすぐに保育園に預けられたかわいそうな子なんて思われたくない、という気持ちが大きかった。

 しかし、「保育園に預けてかわいそう」という人がいる一方、「保育園に行ったらもっと子どもを可愛く感じるよ!」「今どき保育園に預けてかわいそうとか古い(笑)」と、入園を推す声もあった。

 とりあえず息子氏の1歳の誕生日を迎える前までは自分で面倒を見ると決めたので、保育園のことはいったん考えないようにしていた。だが、お世話になっている区のヘルパーさんたちに「1歳の時に空きがなかったら入れないから、4月から入れた方がいいと思う」と助言されたのだ。

「最近気づいてないと思うけど、吉沢さんすっごい顔が疲れてる」と心配してくれて「みんな保育園に入れるのに迷うんだよ。可愛いから自分で見たいって。でも保育園に入れたって子どもは可愛いし、これから一生の付き合いになるんだから保育園に預けたって、過ごす時間はたっぷりあるよ。保育園に預けて後悔した人なんて、今まで会ったことないから大丈夫だよ」といってくれたのだ。

◆いざ入園してみたら「保育園すごい!」

 他のママ友たちも、とにかく「頑張らなくてもいい」「保育園最高だよ!」と口を揃えていた。優柔不断な筆者は、まだどうするか判断しかねる状態ではあったが、周りにおされて急遽4月入園の申し込みをすることにした。

 色んな葛藤はあったが、ラッキーなことに第一希望の保育園に入園が決まった。

「あ〜、4月からは別々か」と、少しおセンチになっていたものの、息子氏はびっくりするほど人見知りがなく、確か3日目の朝にはもうすでに先生に手を伸ばし微笑んでいた。

 慣らし保育期間もほとんどなく、お休みも早退もない。預けた後にたまに息子氏の様子をこっそり見るのだが、同じ組のお友達と遊んだり、先生に抱っこされたり、とてもニコニコしていて楽しそうだ。

 保育園にはおおぜいの先生がいて、代わる代わる息子氏と遊んでくれる。園長先生や他の学年の先生もたまにすれ違うと、息子氏の名前を呼んでくれて嬉しいし、こんなにたくさん子どもたちがいるのにすごいなぁ、覚えてくれていてありがたいなぁと思う。

 そして、なにより離乳食! 手づくりだし、種類も多い。先日「そろそろ二回食のナントカ期でー」みたいなことを言われ、本気で意味がわからなかった。1人で育てていたら、そのナントカ期をスルーしていたんだろうと思うと恐ろしい。

 プラス面がほとんどだが、マイナス面があるとすれば、昨日まで出来なかったことを初めてするのが自分の前ではなく保育園なのは少し寂しい。

 入園当初はつかまり立ちとずりばいしか出来なかったはずなのに、急にハイハイしてきた時は「最初のハイハイが見たかったな」と……。

◆めちゃくちゃ入れて良かった!

 もう疎遠になってしまったが、最年長の飲み友達だったおじいちゃんが「僕はいくつになっても幼稚園にも保育園にも行かせてもらえなかったことがコンプレックスになっている」と、いつも言っていたのをふと思い出した。

 そのおじいちゃんは、国公立大学を出て大学院にすすみ、公務員というエリート街道だったが、酔いが回ってくると毎回「幼稚園に行ってないから、いきなり小学校に入れられて人間関係をつくるのが難しかった」「他の子ができることが出来なかった」と、もう80歳近くになっているのに、心にしこりを残したままのようだった。

 だからといって、別に保育園に行ったほうが絶対にいい!ということではないが、筆者はめちゃくちゃ入れて良かった。感謝しかない。

 しかし、本来であれば、子どもが保育園に行き出したから、そのぶん働けるはずなのだが、なぜか空き時間でマッタリしてしまい収入が減ってしまった……。

 それに加え、食事をとる時間が確保されたことによる体重増加。ラクをする才能がありすぎるゆえの怠惰。今月からはガッツリ働いてしっかり痩せたい……。

<文/吉沢さりぃ>

―[ド底辺グラドル兼ライター、未婚の母になる]―



【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
 
   

ランキング(エンタメ)

ジャンル