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疲れている人はチェックして。本来の自分に近づく「本当の休み方」の話。

東京バーゲンマニア

「元気?」と聞かれたら「うん」と答えはするものの、そんな元気じゃないんだよな……ということ、ありませんか? 実際、8割弱の人が慢性的な疲労を感じているといいます。寝る、ダラダラ、スマホ。そんなふうに休日を過ごしても「気持ちが休まらない」「なかなか疲れがとれない」としたら、休み方を間違えているのかもしれません。

知ると知らないとで生きやすさが変わってくる、心と身体を癒やす34のことを教えてくれる一冊があります。心療内科医・鈴木裕介さんの『心療内科医が教える本当の休み方』(アスコム)です。

休み方に正解・不正解があるの? と気になりますよね。「本当の休み方」とは、「自らの『身体のニーズ』を把握し、それに応えることで自分自身とのつながりを取り戻し、心身が安全・安心を感じられる状態にすること」だといいます。いまより元気になるための、「休む」にまつわる話を本からご紹介します。

そもそも「休む」は難しい

まず、うまく休むための3つのプロセスがあります。1つ目は、休みが必要な状態だと自覚すること。2つ目は、休むことができる環境を確保すること。3つ目は、自分の状態にとって適切な休養活動を選択すること。しかし、すべてをクリアすることは難しいといいます。

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たとえば、ストレスがかかる環境では、副腎から抗ストレスホルモンが放出され、身体は戦闘モードに。このモードは3か月ほど続くため、むしろ調子がいいと勘違いしてストレスに気づきづらい。また、真面目な人ほど「期待されている」「やらなければ」と思い、自分のニーズより他人のニーズを重視しすぎる「過剰適応」になりやすい。こうしたさまざまな要因が、きちんと休むことを難しくしているのです。

意外なことに、ストレスはかかりすぎてもかからなさすぎてもNGで、適度なストレスがあるときに人は最もパフォーマンスを発揮できるそうです。適度なストレス状態を保つには、自律神経のバランスを良好に保つこと。そして自律神経のバランスを良好に保つには、自分に合った本当の休みをとることだといいます。

次に、「本当の休み」に欠かせない「自律神経」について見ていきましょう。

カギとなる自律神経

自律神経は、「交感神経(アクセル)」と「副交感神経(ブレーキ)」がシーソーのようにバランスをとることで生命を維持しています。交感神経が優位になるとバトルモード、副交感神経が優位になると休息モードというように、身体は環境に合わせてモードを切り替えています。

しかし、「交感神経」と「副交感神経」という二元論では説明できないケース(ストレスへの「凍りつき反応」など)が、近年増えてきているといいます。本書でページを割いて紹介されているのが、新しい自律神経理論です。ちょっと複雑な話になりますが、ポイントをかいつまんで紹介します。

新しい自律神経理論では、「副交感神経」は「腹側迷走(ふくそくめいそう)神経」と「背側迷走(はいそくめいそう)神経」の2つに分かれる、とされています。つまり、自律神経のモードには「交感神経」「副交感神経(腹側迷走神経)」「副交感神経(背側迷走神経)」の3段階があるというのです。

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