top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

イ・ジェフン&イ・ドンフィが“伝説のドラマ”復活への思いを語る<捜査班長 1958>

WEBザテレビジョン

ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」の「スター」にて独占配信中の韓国ドラマ「捜査班長 1958」(全10話/毎週金曜・土曜配信)のメインキャストを務めるイ・ジェフンとイ・ドンフィのインタビューが公開された。

■韓国の人気ドラマ「捜査班長」の前日譚

本作は、韓国で人気を博したドラマ「捜査班長」の前日譚で、破天荒な若手刑事が個性溢れる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴くために奮闘するクライム・サスペンス。

主人公のパク・ヨンハンをイ・ジェフンが演じ、警察署の狂犬と言われるほど恐ろしい警察官キム・サンスンをイ・ドンフィが演じている。

■イ・ジェフン「チェ・ブラム先輩の思いをちゃんと継承したいなと思いました」

――イ・ジェフンさんのこの作品への出演の決め手と、ヨンハンというキャラクターへの思いを教えてください。

イ・ジェフン:韓国のオリジナルの「捜査班長」というドラマは、1971年から89年まで放映された、韓国の本当に伝説的なドラマなんですね。僕はまだ幼かったのでリアルタイムで見ることはできなかったんですが、僕の親や祖父母の世代から世代を通してこのドラマの存在を知ることはできました。

オリジナル作品のプリクエル(前日譚)が今回作られるということでとても気になりました。パク・ヨンハン役ですが、韓国を代表する俳優であるチェ・ブラムさん(「捜査班長」でのパク・ヨンハン役)は、本当にレジェンドなんですが、そのチェ(・ブラム)さんがすごく思い入れがあった作品が、今回プリクエルが作られるということで。パク・ヨンハンがどういうふうにチョンナム署に来て4人の捜査チームを作ることになるのか、その背景がすごく気になったんです。

視聴者の皆さまも気にされてるとは思うんですが、僕も一視聴者としてぜひ見たいなと思い、この作品をやらせていただくことになりました。

チェ(・ブラム)先輩の若かりしころを僕がちゃんと演じることができるのかなと心配だったんですが、チェ(・ブラム)先輩から「あなたならできる」というふうに励ましていただき、また「その情熱、怒りを胸に秘めて思いっきり発散しなさい」と言われたんです。

「悪いやつらをたたきのめして、弱い者には寄り添う。そういう役を今回演じなさい」と言われて、そのチェ(・ブラム)先輩の言葉を胸に刻んで演じることになりました。

――キャラクターとのシンクロ率はどうだったのでしょうか?

イ・ドンフィ:(考えているイ・ジェフンの顔をじっと見つめている)

イ・ジェフン:シンクロ率は、僕の口ではまあ50%しかないと。まあ、ただ気持ちとしては100%、200%はやりたいなという気持ちで今回臨ませていただきました。チェ(・ブラム)先輩の思いを胸に秘めてちゃんと継承したいなと思いまして、常に先輩のことを感じながら今回取り組ませていただきました。

■イ・ドンフィ「仲間たち一緒に役作りに向けて、台本に集中することを一番意識」

――イ・ドンフィさんは警察署の狂犬と言われるキム・サンスン役ですが、役作りで意識したことを教えてください。

イ・ドンフィ:僕もやはりキム・サンスンのその思いをちゃんと継承して、頑張ろうと今回やらせていただきました。それと、ヨンハンを演じたジェフンさんと、やっぱりお互いに良い影響を与えながら、一緒にシナジー(相乗効果)を生み出したいなと思いながらやることで、自然にどんどんと自分の役に近づくことができたんじゃないかなと思うんです。

シンクロ率に関しては、気持ちとしてはやっぱり100%を目指したかったんですが、自分の口ではやっぱりそれはちょっと言えないんじゃないかなと思うんですね(笑)。やっぱり同僚、まあ仲間たちとですね。一緒に役作りに向けて、台本に集中することを一番意識したんじゃないかなと思います。

――警察チームの4人のチームワーク、ブロマンスが見どころの本作ですが、制作発表会でのキャストたちの雰囲気も仲もとても良かったですね!

イ・ジェフン&イ・ドンフィ:(制作発表会のくだりで笑い出す)

■イ・ジェフン「全話視聴した後、もう一回、第1話をご覧いただきたい」

――撮影中のエピソードでネタバレにならない程度に、一番記憶に残るエピソードがあれば教えてください。

イ・ジェフン:第1話、第2話は、それぞれのキャラクターを紹介するエピソードなんですね。彼らがどういう経緯で集まるかがとても興味深いと思うんですが、イ・ドンフィさんと僕は最初っから刑事なんです。

イ・ドンフィ:(うんうんと頷く)

イ・ジェフン:ですが、ユン・ヒョンスさんとチェ・ウソンさんが演じる役、特にチェ(・ウソン)さんが演じる怪力の持ち主チョ・ギョンファンは、警察になろうというつもりは全く無かったんですが、僕たちが「警察になろうよ」と口説き落として彼が加わることになったんです。

イ・ドンフィ:そうそう(笑)。

イ・ジェフン:ユンさんが演じるキャラクターは、警察になろうという夢は持っていたんですが家の反対にぶつかって。本当に、自分の意思を貫いて警察になる人なんです。

彼は、特別採用で警察にはなれたものの、最初ちょっと空回りをしてて、捜査2チームで靴磨きをしているところを見て、僕たちがすごくかわいそうだなと思っていたところに事件が発生して、そこから一緒に4人でチームを結成することになるわけなんです。

最初は、彼らがこれからどういうふうに活躍するのか、全く想像がつかないと思うんですよ。すごく個性がはっきりしてる人間たちなので(笑)。これから起こる事件やエピソードを通して、どういうふうに成長して変化を遂げていくのか、そこがこのドラマの一番の見どころだと思うんですね。

一つコツを申し上げたいのが、第1話から第10話までをご覧になってから、もう一回、第1話をぜひご覧いただきたいんです。第10話を見て、彼らの成長した姿を見てから第1話をまた見たら「彼らこうだったんだ!」ってとても驚きがあると思うので、ぜひそれをお勧めしたいですね。

■「人間くさいヒューマニズムのドラマをぜひ楽しんで」

――視聴者へのメッセージをお願いします。

イ・ジェフン:1958年を舞台にしたドラマや映画を皆さんご覧になったことはありますか?僕は、ほとんどないと思うんです。ですので、ドラマを通して韓国のあの時代の人々のその姿や暮らしぶり、どういう物を食べていたのか、などですね、本当に人間くさいヒューマニズムのドラマをぜひ楽しんでいただきたいなと思います。

あと、この作品をご覧になって、オリジナルの「捜査班長」も気になるんじゃないかなと思うんです。けれど、個人的にすごくシーズン2を作りたいなと思うんですよ。彼らがまた集まって、どういう活躍を見せるのか、ぜひ楽しみにしていただきたいと思うので、シーズン2のためには、ぜひご覧いただきたいです。よろしくお願いします。
 
   

ランキング(テレビ)

ジャンル