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<黒執事 -寄宿学校編->「グリーンヒルが可哀想w」バイオレットの奇人さ&芸術的センスが光る、デリックの行方を追うシエルがとった驚きの行動にも注目

WEBザテレビジョン

アニメ「黒執事 -寄宿学校編-」(毎週土曜夜11:30-深夜0:00ほか、TOKYO MXほか/ABEMA・FODほかで配信)の第4話「その執事、談合」が5月4日に放送された。第4話では、シエル・ファントムハイヴ(CV.坂本真綾)が寄宿学校に入学した本来の目的であるデリック・アーデンをはじめとする複数の生徒の行方に迫った。(以下、ネタバレを含みます)

■バイオレットの奇人さ&芸術的センスが輝く

第4話では、なんといっても「紫黒の狼寮(紫寮)」の寮長、グレゴリー・バイオレット(CV.橘龍丸)の奇人さとその芸術的センスがひたすらに輝いていた。

前回、「深紅の狐寮(赤寮)」のモーリス・コール(CV.堀江瞬)のこれまでの悪行を暴き、P4(監督生)の信頼と共に、P4のひとり、ロレンス・ブルーアー(CV.榎木淳弥)の寮弟であるクレイトン(CV.石毛翔弥)の寮弟という地位を獲得したシエル。いわゆる、「P4組」の仲間入りを果たした。

そして、P4が集う場としてお馴染みの白鳥宮(スワン・ガゼボ)にて、シエルはP4とその寮弟らと談話をしていたのだが、6月4日に開催される学校行事である寮対抗のクリケット大会の会話中、ひたすらデッサンを描き続けていたバイオレットに意識が向いた視聴者も多いはずだ。

彼は「翡翠の獅子寮(緑寮)」の寮長であるハーマン・グリーンヒル(CV.武内駿輔)をモデルとし、体勢的にキツいポーズをさせておきながらも、グリーンヒルは一切描かず、異なるモチーフの絵を描き続けるという奇抜さを見せていた。しかも、グリーンヒルがポーズを崩すと消しゴムとして使用しているフランスパンを投げ、怒る始末。

しかし、出来上がった絵が抜群に上手いことも相まって、SNSでは「バイオレット先輩のお絵描きシーン大好きだ 意味のないグリーンヒルのポーズ」「バイオレット先輩の絵、モデル一切描かなかったの笑う」「グリーンヒル可哀想www」「グリーンヒルを描いていないバイオレットwwそれを後ろから見てるシエルの反応も好きすぎるw」とツッコミのコメントが多く寄せられている。

なお、モーリスと兄弟関係を結んでいた赤寮の寮長、エドガー・レドモンド(CV.渡部俊樹)の新しい寮弟にジョアン・ハーコート(CV.徳留慎乃佑)が任命されたことが本シーンで窺えた。

■シエル、「紫黒の狼寮」を放火しデリックたちの行方に迫る

白鳥宮での会話にて、シエルが紫寮に移動したとされているデリックについての話題をP4に振ると、動揺を見せたP4の面々。エドワード・ミッドフォード(CV.山下誠一郎)らをはじめとする寮弟たちは通常に振る舞っていることから、P4がデリックらについて何かを隠していることにシエルは気が付く。

P4側(主にバイオレット&ブルーアー)もシエルを尾行するなど、警戒していることが窺えた中で、シエルは紫寮に火を放ち、強制的にデリックらを紫寮から誘き出そうとした。ウェストン校第87条には、校舎および寮内で火災など非常災害が発生した場合、全生徒は速やかに校庭に避難し監督生の点呼を受けること、という校則があるのだ。

また、この紫寮に火を放つシーンは、原作ではシエルひとりだけの力で火種となるランプを投げていたのだが、アニメではシエルが投げたランプをセバスチャン・ミカエリス(CV.小野大輔)が蹴り、寮の窓ガラスへと当てるというオリジナルの演出となっていた。

ついに、シエルが追っているデリックらの姿が明らかとなるのか否か、来週はデリックらの行方の真相にグッと迫る回になることだろう。

◆文/笹本千尋

 
   

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