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間宮祥太朗の“顔力”は『アクマゲーム』にマッチする 固く閉ざした田中樹の印象的な表情も

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『ACMA:GAME アクマゲーム』©︎日本テレビ

 崩心(小澤征悦)率いる謎の組織「グングニル」主催の“アクマゲームトーナメント”が開幕した『ACMA:GAME アクマゲーム』(日本テレビ系)第5話。

参考:『ACMA:GAME アクマゲーム』第6話、悠季(古川琴音)のピンチに初(田中樹)が姿を消す

 トーナメント会場に集められた対戦者の中に初(田中樹)がいることに驚く照朝(間宮祥太朗)。会社を乗っ取られかけた初は悪魔の鍵を手に入れ無事融資を受けられたばかりでなく、「俺はずっとおまえと本気で戦ってみたかった」と親友である照朝に寄せる複雑な感情を自覚したようだ。何か思い詰めたような固く閉ざした初の表情が印象的だ。

 ここにきてますます人間の醜い感情や弱さに付け入り、欲望を刺激する「グングニル」や、悪魔の容赦なさが際立つ。

 アクマゲームトーナメント1回戦は照朝vsアイドル・紫(嵐莉菜)と、初vs天才心理学者・伊達(福山翔大)。ゲームの内容は「隠蔽看破~Hide&See」で、ルールは至ってシンプルだ。隠蔽役が隠したコインの場所を看破役が当てるというもの。

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 どのゲームもフェイクを仕掛けたり、相手からの揺さぶりを交わしたり、反対に相手を泳がせたり煽ったりする心理戦が勝敗に大きく影響するが、照朝役の間宮祥太朗の真っ直ぐな視線が対戦相手の挑発をかいくぐり、反対に相手を混乱させミスリードを誘う。悪魔のゲームマスターをはじめCGキャラクターも登場する本作に、間宮の眼力のみならず“顔力”とも言える完成された強いビジュアル、濃い存在感は、非常によくマッチしている。欲望渦巻く対戦相手と対峙し続けながらも血が通っていて、易きに流されない芯の強さがずっと根底にあり、父・清司(吉川晃司)の無念を晴らすという目的からブレない安心感がある。見せかけの自信ではなく、簡単に他人から奪われないプライドや自信を育めている。

 それに対して、初はゲーム中も全身から殺気立つ必死さが立ち上り、冷静さを欠いているのが傍目にも伝わる。

 毎回、斬新な悪魔の力が発動されるが、今回も紫の能力を見抜いた照朝が未然にこの能力が最大限に発揮されるのを防ぎ、1回戦の勝者となった。「運なんかに頼らず最後まで自分の力を信じれば良かったんだよ。君には自分で掴みとる力があるはずだから」という照朝の言葉に嘘はないが、時に彼のこの真っ直ぐさ、屈託のなさが近くにいる者には眩しすぎるのだろう。

 次回待ち受けるのは、照朝と初の一騎討ちだ。そもそも初の対戦相手の伊達は人の心を自在に読み、人間を研究対象としか見ていない残酷な人間のようで、この一回戦の結果も彼が作為的に仕組んだとしか思えない。伊達はなぜ初にあえて負けることにしたのか。2回戦では潜夜(竜星涼)の対戦相手は無理やり連れてこられた悠季(古川琴音)であることが発表され、随分「グングニル」が照朝にご執心な様子が伝わってくる。そして崩心が照朝の様子を報告していた「ガイド様」とは何者なのだろうか。この「ガイド様」はきっと意外な人物に違いなく、まさか彼こそが清司、あるいは秘書の岡本(橋本じゅん)だったりするのだろうか。

 これからますます過酷さを極めるアクマゲームトーナメントに、照朝は擦り切れることなく向き合えるのか。

(文=佳香(かこ))

 
   

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