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山本耕史“相馬”が憎き相手を成敗する展開に「スカッとした」の声<花咲舞が黙ってない>

WEBザテレビジョン

今田美桜が主演を務めるドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)。5月4日放送の第4話では、舞(今田)の相棒・相馬(山本耕史)が過去に因縁のあった相手と対峙する様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■大ヒットドラマが新キャストで登場

同ドラマは、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品。2014年、2015年に杏が主演した、池井戸潤の小説「不祥事」が原作の前ドラマ後に出版された新作小説の物語を新たなキャストでつづる。

支店を回って小さな問題に対処する臨店班となった舞の上司でバディとなる相馬健を山本耕史、舞が務める銀行の経営企画部に所属するエリート中のエリートである昇仙峡玲子を菊地凛子、昇仙峡に銀行の不祥事を隠蔽する任務を命じる経営企画部長・紀本平八を要潤、舞の叔父で「酒肴処・花さき」店主の花咲健を上川隆也が演じる。

■舞の元カレの会社で相馬の元上司が悪行

第4話では、舞が臨店先の府中支店で偶然会った元カレ・平井勇磨(前野朋哉)からの相談に乗る展開に。平井は父の会社を継いだ若き経営者。東京第一銀行から出向し、3年前に転籍して平井の会社の役員となった助川信次(山西惇)に会社を乗っ取られそうだというのだ。

実は、助川は相馬の元上司。支店で平井と共に顔を合わせたとき、嫌味を言う様子からその人となりが漂っていたが、相馬が仕事でもないのに休日返上で動こうとした理由がその後明らかになった。

10年前、融資課にいた相馬は、担当企業が融資資金を助川の助言で投資に回し、失敗して倒産してしまった責任を押し付けられてしまった。それによって出世コースから外れ、“あきらめた男”となってしまっていたのだ。

「手柄は自分のもの、責任は部下のせい」。助川が銀行時代と同じようなことをしながら裏で行っていた悪事の証拠を相馬と舞は見つけることができた。

■相馬の「お言葉を返すようですが…」が格好良い!

助川が平井を解任しようと開いた取締役会に乗り込んだ相馬は、「正しいことを言っているのは私の方だ」としらをきる助川に対し、「お言葉を返すようですが」と一歩進み出た。舞のいつものせりふを奪う形だが、10年前のことが頭をよぎった相馬はその積年の思いを明かした。

「手柄は上司のもの、責任は部下のせい。そんなものは古くて腐りきった組織でしか通用しないんです!」と詰め寄る相馬。そして「お前、育ててやった恩を仇で返すつもりか!」と言う助川に、相馬は「私はもうあなたの部下ではない!」と声高に叫んだ。

SNSには「スカッとした」「今回は『相馬健が黙ってない』だった」「会社あるあるだけにスッキリ」「お言葉を返す相馬さんかっこよかった」といった声があふれた。

事なかれ主義になっていた相馬も、舞と一緒に行動するうちに昔を取り戻したようだ。かつて無理に頭を押さえつけられて謝罪させられた助川に、堂々と立ち向かう姿はりりしかった。予告で次回から第2章が開幕すると明かされたが、2人のコンビネーションがますます楽しみになった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部


 
   

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