今月3日、女性YouTuberの「もえりん」（登録者数59万人）が3年ぶりにYouTubeチャンネルを更新。うつ病になっていたことを告白し、活動休止中の「空白の3年間」について明かしました。
突然の休止から3年ぶりのYouTube投稿
ゲーム攻略サイト『Game8』に所属していたもえりんは、2016年にYouTubeチャンネルを開設。当初はゲーム実況動画を投稿していましたが、その後自身の日常などを投稿するようになると、透明感のあるビジュアルや独特のゆるい雰囲気で人気YouTuberとなりました。幼馴染みである「カルマ」（同178万人）とのコラボは特に人気で、数百万再生を連発し、2020年8月にはチャンネル登録者が70万人を突破しました。
ところがその直後から更新頻度が下がり、数カ月間も投稿しない状態が続くことに。そしてもえりんは同年7月、心身の不調を明かすとともに無期限の活動休止を発表しました。
それから約3年にわたって表舞台からは姿を消していたもえりん。2023年には、あるメディアのインタビューで、馬好きが高じて地元の兵庫県で厩務員になったことが明かされていましたが、SNS等は一切更新されることはありませんでした。
今月3日、もえりんは3年ぶりにYouTubeチャンネルを更新。「突然何も言わず動画を休止してしまって、本当にすみませんでした」と謝罪すると、突然活動休止した理由について「はっきり言わしていただくと、うつ病です」と告白し、現在は正社員として勤務していると明かしました。
「空白の3年間」について説明
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3年前、登録者100万人を目標に掲げた矢先に突然活動を休止したもえりん。当時は動画の企画から撮影、編集などを全て自分1人でこなす「過密スケジュール」だったそう。「周りに頼れる人を作れなくて、誰にも不安を打ち明けることができなかった」といい、「一人で抱え込みすぎてもて爆発してもた」と明かします。
そんな日々を過ごしていたところ、ある朝突然体が動かなくなってしまったのだとか。所属事務所のスタッフに対しても
ア…ア…しか喋れなくなって…
結構やばい状況やった
と、休止せざるを得ない状況だったと打ち明けます。
その後は数カ月間「寝ることと食べること、アニメを見ることくらいしかしてないしできなかった」といい、SNSを辞めて、人との連絡を全て絶ち、家に引きこもっていたそう。当時上映していた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を映画館に14回も見に行ったそうで、「エヴァとかアニメに助けられた」と振り返ります。
2021年4月には9年間住んでいた東京を離れ、兵庫県の実家に帰ることに。祖母と2人暮らしをしながら、家族や友だちの近くでメンタルをケアしていたそうです。そんな中で訪れた沖縄の石垣島で初めて「馬」に触れたことで、自身の馬好きが加速したそう。乗馬クラブのアルバイトを開始し、社会復帰を果たしたといいます。
アルバイトでは、馬房の掃除や馬の餌やりのほか馬を手入れするグルームという仕事をしていたとのこと。メンタル面のほか、仕事面・プライベート面も充実し始め、今年4月からは転職活動を開始。晴れて正社員雇用が決定したそうで、週に1回は乗馬クラブで働きつつ、現在は大阪の会社で勤務しているといいます。
