美容院で施術中に寝るのは失礼?
【画像】あなたはやってない? これが「美容院」を利用するときの“NG行為”です
パーマやカラーなどの施術は、数時間かかることも珍しくありません。特に髪に液剤が浸透するまでの放置時間は何もすることがないため、ついウトウトしてしまった経験がある人は多いと思います。
美容師は施術中に寝てしまう顧客をどう思っているのでしょうか。どうしても眠いときは、どうすればよいのでしょうか。美容師の原木佳祐さんに聞きました。
カットやカラーの塗布中以外であれば寝ても問題ない
Q.美容院で施術中に寝るのは、失礼な行為に当たるのでしょうか。美容師の印象が悪くなるのでしょうか。
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原木さん「カラーなどの施術は時間がかかるため、カラー剤が浸透するまでの間などに休む人が多いです。その場合、印象が悪くなるということはありませんから、安心していただければと思います。むしろ、美容院ではゆったりとリラックスして施術を受けていただきたいです。
ただ、仕上がりが左右されることもあるため、カットの際やカラーの塗布中などは起きていただけるとうれしいです」
Q.施術中にどうしても眠くて仕方がないときは、どうすれば良いでしょうか。
原木さん「何も言わず、静かに目を閉じていただくだけでも大丈夫ですよ。美容師は『ゆっくり休まれたいのかな』『疲れていたのかな』と察して、なるべく静かに施術します。もちろん、『最近ちょっと寝不足で…』『実は夜勤明けでそのまま来たので眠くて…』などとおっしゃっていただければ、適宜対応いたします」
Q.美容院で避けてほしい言動について教えてください。
原木さん「例えば、お客さまから施術の内容や方法を細かく指示いただくのはご遠慮いただきたいですね。美容師は、事前の予約や直前のカウンセリングからある程度、施術の内容を組み立てて実際の施術に入るパターンが多いため、まったく異なるアプローチの指示をいただいても、髪が理想通りの仕上がりにならない可能性があるからです。