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【AEW】ケニー・オメガが5ヵ月ぶり復帰でオカダと再会、The Eliteが暴行もFTRが救出

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【AEW】ケニー・オメガが5ヵ月ぶり復帰でオカダと再会、The Eliteが暴行もFTRが救出(C)プロレス/格闘技DX

 『AEWダイナマイト』が現地時間1日、カナダ・マニトバ州ウィニペグで行われ、ケニー・オメガが5ヵ月ぶりに復帰。オカダ・カズチカとの再会が実現した。The Eliteのジャック・ペリー、ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)から暴行を受けたケニーをFTRが救出し、両陣営の抗争勃発を予感させた。

 憩室炎を患い、昨年12月から無期限欠場していたケニーがこの日、5ヵ月ぶりにAEWのリングに復帰した。スーツ姿で地元・ウィニペグに登場。大歓声と「ケニー!」コールに迎えられると、「10日間、病院で過ごしたあと、医師たちは俺にこう言った。『あなたは幸運な一人です。あなたはあと24時間で死ぬところでした。胃に鈍的な外傷があれば死亡する可能性があります』と」と死の危険性があったことを告白。「その日以来、俺はAEWを見るのをやめた。手が震えて見ることができなくなったんだ。俺のキャリアで初めて感じた恐怖だった」と続け、引退を意識したことも打ち明けた。

 そんなケニーのハートに火をつけたのは『AEWダイナスティ』で行われた「ウィル・オスプレイvsブライアン・ダニエルソン」の激闘。「これまでの人生で見た中で最も素晴らしい試合の一つを見た。手の震えが大きくなった。俺はこのリングに戻る必要があったんだ! このリングに立つことが生きることだ! 最高と呼ばれることが俺の原動力だ」と復帰を決意した。

 3・6ダイナマイトでヤングバックスからThe Elite追放を宣言されたが、ケニーは「The Eliteから追放されたかもしれないが、AEWからは追放できない。この会社の力の一部はベストバウト・マシーンにもあるんだ」と反論。するとオカダが登場し、かつて新日本でIWGPヘビー級王座を争った二人がAEWのリングで再会を果たした。「久しぶりだな、カズチカ」と日本語で語りかけたケニーは「レインメーカーとベストバウト・マシーン、俺たちは新日本でライバルだった。ここAEWのリングで決着をつけるということか?」と問いかけると、オカダは「ケニー、悪いな。今のベストバウト・マシーンはこの俺だ」と言い切った。

 ここでジャック・ペリーが背後からケニーを襲撃。オカダが投げ入れたイスを受け取ると、殴りかかった。かいくぐったケニーはパンチ、ヒザ蹴りを連打。首斬りポーズから高速ドラゴンスープレックスでぶん投げた。そしてVトリガーを狙ったものの、オカダが場外から足を引っ張って妨害。そのスキを突いたペリーがイスで腹部を殴りつけた。

 病を患った箇所を攻撃されたケニーは苦もん。そこへヤングバックスがやってきた。「ケニー!」コールの中、ヤングバックスは容赦なくEVPトリガーを叩き込む。そしてオカダがレインメーカーの構えに入ったが、FTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)がケニー救出に駆けつけて不発に終わった。

 ケニー復帰によってThe Eliteとの抗争、そしてオカダとの再会対決が勃発することになりそうだ。

 
   

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