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「話し合いはこれから」 クバルシの台頭は復帰を複雑化させるのか…E・ガルシア、バルサ戦への胸中「特別な試合」

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「話し合いはこれから」 クバルシの台頭は復帰を複雑化させるのか…E・ガルシア、バルサ戦への胸中「特別な試合」(C)SOCCER KING

 バルセロナからジローナにレンタル移籍中のDFエリック・ガルシアが、自身の去就について語った。1日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 昨夏にバルセロナからジローナにレンタル加入すると、ミチェル監督が志向するボール保持のスタイルに、ラ・マシア産CBは抜群の適応力を見せた。3バックの右または、右サイドバックとしてもプレーし、ここまで公式戦28試合に出場。最終ラインから攻撃の始まりを担うなど欠かせない存在となり、クラブ史上初の欧州大会出場決定に大きく貢献している。

 今シーズンも残すはあと1カ月と終わりが近づく中、それに伴うようにE・ガルシアの去就に関する注目度も高まりつつある。「一旦、バルセロナに戻ることになる。契約があるからね」と語った同選手は、自身の将来について「今のところは、バルセロナに戻る。僕のクラブなんだ。もちろん、ジローナでとてもうまくいっているし、彼らも僕を歓迎してくれた。これから達成しようとしているものを、現実にできればさらに良くなるだろう」とした上で、「(去就は)クラブ次第だ。契約はあと2年あるし、まずは帰るべき場所に帰らないとね。話し合いはこれからで、そのうちどうなるかわかるよ」と明かした。

 そんなE・ガルシアは、今週末のラ・リーガ第34節でバルセロナと対戦する。2ポイント差で迎える2位と3位の直接対決となるが、保有元を追撃する立場にいる同選手は「前半戦の対戦と同じく、特別な試合。友人たち、僕の権利を保有するチームであり、育ててくれたチームと激突する…」と勝利した前回対戦(4-2)と同様の心持ち。加えて、「そうだね、2位の座がかかっている。だからより一層、重要なんだ」とチームにとっても大一番であることを強調している。

 以前、スペイン紙『マルカ』は「(パウ・)クバルシの台頭は、センターバックのポジションがひとつ減ることを意味する」と同ポジションの層の厚さが復帰を複雑化させると指摘していただけに、今週末の試合がE・ガルシアにとって試金石となるに違いない。

 
   

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