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鬼才・石井隆のエロティック・サイコミステリー「天使のはらわた 赤い閃光」、Blu-rayが8/2リリース

キネマ旬報WEB

2022年5月22日に永眠した石井隆監督の三回忌に合わせ、初期4作をBlu-rayでリリースするプロジェクト〈石井隆 REVIVE:初期傑作選〉。その第4弾は、監督の代名詞的シリーズ「天使のはらわた」の最終章であり、永遠のヒロイン・名美役に川上麻衣子を迎えた「天使のはらわた 赤い閃光」(1994)だ。8月2日(金)発売。

 

 

雑誌社に勤める名美(川上麻衣子)は、AV撮影現場の取材中、忌まわしいフラッシュバックに襲われる。高校生だった9年前の土砂降りの日、見知らぬ大男に廃工場でレイプされたのだ。その一件で男性恐怖症に陥り、恋愛にも及び腰となっていた。

ある夜、行きつけのバーで泥酔した名美。気がつくとラブホテルのベッドに全裸で横たわっており、室内にはセットされたビデオカメラと男の死体があった。咄嗟にカメラからテープを抜き取って部屋を飛び出し、テープを再生すると見知らぬ男に弄ばれる自身が映っていた。男を殺してしまったと思い悩む名美のもとに、一本の電話がかかってくる……。

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劇場公開後、VHSソフトが発売されたのみだった幻の作品が待望のBlu-ray化。特典には川上麻衣子のインタビューを収めたキネマ旬報編集ブックレットが予定されている。石井美学が閃くエロティック・サイコミステリーを堪能したい。

 

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